親。子供。 | ◎B!TCHで結構!!!!!!!!!◎

親。子供。

今日はお葬式に行ってきました。

葬儀のことを書くのは不謹慎かもしれないけど、
どうしても書きたいので、読みたくない人は飛ばしてください。






前のお店のオーナーがとても仲よくしていた友達で、
私自身とても可愛がってもらっていた方の息子さんが亡くなったから葬儀に来てほしいとオーナーから連絡が入りました。

故人とは直接会ったことはなかったけど、
とても胸が苦しくて、つらくてつらくてたまらなかったです。

亡くなってしまった息子さんは16歳という若さでした。

とても陽気で常に明るかった彼(故人の父親)の、
元気のない姿はとても痛々しかったです。

高校の夏休み、友達とバイクで2人乗りをしていて
ハンドル操作を誤ってガードレールに衝突してしまったそうです。

運転していた彼は悲惨にも亡くなってしまい、後ろに乗っていた友達は片腕骨折だったそうです。

ラグビーが大好きで、将来は父親と同じ、自衛隊に入りたいと言っていた。その少年の葬儀には男女問わず、本当にたくさんの同級生が参列していました。
本当にみんなに好かれるいい子だったんだと思います。

私は自分の父の葬儀に幼いころ出たっきりで、他の家系の葬儀に出席したことはありませんでした。

直接的に面識はない私がここまで辛いのだから、
親族の方々のご心痛は計り知れないものだと思います。

大声を出しながら泣き崩れた彼の母親の姿は本当に辛く、
やだやだと泣き続ける彼女は見るに堪え切れませんでした。

とても棺の中を覗くことはできないと思い
すこし離れたところで合掌してたんですが、
オーナーに促され棺に花を手向けにいったら、
とても若く、かわいらしい男の子が横たわっていました。
頬についた激しい傷が、その可愛らしい顔にはあまりにも
不似合いで、溢れる涙を止めることはできませんでした。

父親と同級生たちの手によって抱えられた棺に最後の合掌をしました。

こんな辛いことはもういやです。

火葬場への同行も言われたんですが、
私にはこれ以上ご親族の痛々しい姿を見る勇気はありませんでした。

親より先に逝くというのは本当に親不孝だなと、
本当に辛いとおもいました。

誰とも死別しなければいいのに。
本気でそう思いましたが、そうはいかないわけで、
ならばそれを受け入れれるだけの気持ちですべての人と接しようと思いました。

死はどんな形で現れるかわかりません。
突然現れるかもしれないし、
どれだけか前に死の予告を知るかもしれない。
それが、友達か、身内か、自分自身か。
それもわかりません。

誰かがもし、急に亡くなってしまった時、
後悔が残るような付き合いはしたくない。

自分がやってあげれる限りの心と体で接していきたいと、
そう思いました。

優しさを出し惜しむようではいけない。
いろんな人にもっともっと気を配って、
もっともっと優しくなりたいと思いました。

人と人との繋がりは全て必然な訳で、
ここでこうやって私の日記を読んでくださってるみんなと私の出会いも必然な訳で。。

こんな出会い全てをもっと大切にしたいです。



昔、軽い気持ちで行動していたことも思い返せば危ないことだらけだったと思います。

みんなも、自分ひとりの命ではないことをもう一度よく考えてください。


私の父親が亡くなった時の祖母の心痛を今になってようやく理解できるような気がします。
ちょっとしたことで父のことを思い出して泣いている祖母の気持ちを幼かった私は十分理解することはできていませんでした。



愛知県は全国で一番交通事故が多い県なのはみんな知ってると思いますが、単発事故の割合もけっして低いものではありません。

私の知り合いにもバイクに乗る方結構いると思いますけど、
みんな本当に気をつけてほしいと心からそう思いました。

事故だけではなく、病気、災害共に。



そして最後になりますが、ご遺族の方々のご心痛を察し、
心よりご冥福をお祈りいたします。