二十年位前でしょうか?
一度だけパリに行った事がある。
サンジェルマン通り一本裏の都会的な5階建てのホテル。(の4階だったけか?当然エレベーターは無い)
朝は閉まっている窓から、ギリギリ聞こえてくるモーツアルト第五番三楽章の頭の部分を何度も演奏しているヴァイオリンが聴こえてくる、、、、。
https://www.youtube.com/watch?v=k9iYU3GCQFc
窓を開けると、
「お弁当持った~?」
的な大きな声(お母さんの声)と、
クロワッサンのいい匂いと、
大きなマグに入ったかのよなカフェオレの匂い。
THE パリ!
です!
その当初お世話になっていた社長に一喝いただき、バナギャン、ミキトリーダーとパリに刺激をいただきに一週間だったけか?
旅立った。
理由、意味、は、いくつかある。
ベースの梅ちゃんは別のルートで旅をし、途中、場所パリのオープンカフェで再会、乾杯!
「上を向いて歩こう」バナギャンバージョンPV作成。
その頃バナギャンの仲間でパリで活躍しはじめた素晴らしいヘアメイクアーティストとの再会!
みんな、プライバシイーな時間も優先しつつ、素晴らしい旅路。
「地球の歩き方」
という本を僕は緑の小さなリュックに必ず入れあちこち歩く。
サンジェルマン通りの入ったすぐそこ。
地球の歩き方によると、サン・サーンスが住んでいた場所があるということで地図をグルグル回しながら見ながらそこへ!!!!
チケット売り場がある訳でもなく。
ポスターがある訳でもなく。
そこは、
ただの、
フツーのアパートだった。
地図と、
そこは、
間違いなく合っている!
失礼だが、とても綺麗にしていると思えぬその場所に、
勇気を振り絞り、
門を叩いてみる。
「ギ~~~~~~~」
KURE 5-56をさしたくなるよなその音は
ハリポタ彷彿させます(ってその頃ハリポタはまだ生まれてませんが、、、)
入って廊下を3メートルもすれば中庭。
そこには、ビックリ。
ホームレスな方々が沢山。
階段昇っても部屋にはその様な方々が沢山いた。
失礼な文面だったらごめんなさい。
ですが、
あまりの色々な衝撃をいまでも覚えています。
まず、
サン・サーンスさんの元お家であろう場所が、
何の守られもしない場所になっていたこと。
そして、こんな都会の場所に、管理が行き届いていなかったこと。
そそくさとその場所を出、
振り返った建物の二階の窓の下に小さく
「サン・サーンスが住んでた場所」
的なプレートを見つけた。
ドキドキした鼓動を押さえ、
アニエスb.に向かったことを、
なんか思いだいてますなう。
サン・サーンスさんといえば、、、
https://www.youtube.com/watch?v=-eb-n5e8SPI
この曲がポピュラーですかね?
彼は、とてもオルガンが上手で、
作曲家というより、
オルガン奏者だったのかも知れない。(と呼ばれたかったのかも知れない)
https://www.youtube.com/watch?v=SlOzxmdL3_Y
彼の旋律。
半音の使い方がとても独特だ。
それが好きだが、
僕には韻は踏めないよ!
ぼくは、
何が独特か?
そんなこと、
どうでもいい。
ぼくは、
今やれることを、
やるしかないですね。