To the survey on the habitat of the rock ptarmigan in Mt.norikura area for three days‼︎ Wonderful days🌤️but Unfortunately, the population has plummeted... #Lagopusmutajaponica 

日本ライチョウの生息調査で乗鞍岳へ🏔️3026m



良くも悪くも..素晴らしいお天気に恵まれて🌤️

立山連峰〜穂高連峰〜白馬連峰〜八ヶ岳連峰迄

絶景の中、ライチョウを探し3日間至る所歩きました‼︎ 

#中村浩志国際鳥類研究所  #環境省 #鳥類学者



①初日は乗鞍本宮(剣ヶ峰)尾根〜高天ヶ原側 8.5時間調査。PMに6羽の群れ+3羽を確認





②翌日は肩の小屋〜朝日岳〜ハイマツ帯〜五の池〜コロナ観測所〜肩の小屋。9時間調査。0羽


③最終日は四ツ岳一帯調査〜桔梗ケ原〜大黒岳〜魔王岳。7時間。1羽+1羽。のみ。




 最終日‼︎ようやく見つけた‼︎一羽





  ライチョウが大好きなコケモモ🔴



これだけ広大なハイマツ帯や岩稜帯、ガレ場ジャリ場、崖場を4人でくまなく歩き痕跡も探しましたが.. ほとんど無い。。





お天気が良いからだけでなく個体数が激減している事が判明。。T ^ T


中村先生によると数年前は150羽程。

おそらく現状では100羽もいないであろう..と。

2020年には乗鞍岳でもケージ保護し

ずいぶん数が安定しました。が、

途中で会った自然観察員の方の話でも

昨年から全く見なくなった..と。




一体この2年でこの地球で、自然界で何が起こってしまったのか。



私達は驚きと哀しさ虚しさを胸に最終日に会えた一羽の雌ヒナライチョウに癒され..

色んな意味で疲れ切って帰路に着きました。。




ここ白馬連峰でも昨年からめっきりライチョウに会えなくなりかなり心配はしてましたが😭

同じ事が北アルプスでは起こってる現状に今何が出来るかと答えの無い問題、課題をまた胸に抱えてます。



昨日は登山道から離れた場所のひらけた場所で私が発見した赤青の足環ふたつ◯◯

そして中に毛が入ったキツネの糞💩

その現状を見るだけですぐに何が起こったのかわかります。





捕食者が増え高山帯に侵入している事が原因でもあります。あとは勿論、地球全体の気候変動🌏地球の温暖化の加速。



絶滅危惧種ライチョウの現状を知る事は

日本の今の課題を考える事だと常に感じます。

2500m以上の高山帯でしか生きていけない

2万年生きてこれた大切な神の鳥が絶滅の危機に瀕している事を皆で考えて欲しいと思います。



乗鞍岳はもちろん御嶽山、火打山、白馬連峰や高山帯にある美しい高山植物や貴重な鳥や動物達。

#特別天然記念物 


厳しい冬でも乗り越え生きてこれたこの環境を

この先も維持する事が大切だと改めて感じてます。



今、日本で1番ライチョウが見れる場所は

木曽駒ヶ岳だと私達は思ってます。

半世紀以上絶滅していた中央アルプスに

現在160羽以上が生息できたこの数年の奇跡⭐︎



そして今回、秋の生息調査や日本初動物園の野生復帰事業にも参加し活動してくれたのは

夏から保護増殖プロジェクトにも参加してくれた我が子の煌明、同級生の国本君。





煌明はtotal 22日間、国本君は23日間。

早朝より移動し毎回頑張ってくれました🙇‍♀️




まだ17歳の若い彼らに映る景色と貴重で重要な任務はこれからの日本を知る上で本当にスゴイ経験を積み、肌で感じてくれた事だと思ってます。


中村先生も絶賛し大変喜んでいました。

#77歳 #体力スゴイ  #野心  #信大名誉教授 


この業務は1日高山帯を歩ける体力はもちろん

雨風、突風、雷⚡︎寒さにも耐えられる気力

精神力が必要です。さすが白馬っ子だな。と

とても感動しました。


同じ思いに少しでも共感してくれ

ありがとうございます‼︎ 


山小屋では沢山話せて色々学べたし楽しかった〜^ ^

またぜひ来春も機会があれば若い力とエネルギーで頑張って欲しいと願ってます⭐︎





私は経験が人を作る。経験は宝で財産。

経験が人を成長させる‼︎と常に思ってます☘️

日本のライチョウのためにも若い力頑張ってネ‼︎



これからの未来も自分に今出来る事を

しっかり見つめ行動も発信もしていきたいです。

神の鳥ライチョウが私たちに語りかける事☘️



色々學ばせて下さり有難うございます🙇‍♀️

微力ですがこれからも邁進致します。



最後までご覧下さり

ありがとうございました♪