ふと思いだす
病院の診察待ちに
おいらの前を右に左にブツブツいいながら歩くおいらよりもよりオッサン
なんかなぁ～思いつつ少しの眠さに目をつむる…
なんか聞いた事ある声だ…なっ
って…
ん？と思ってオッサンを見た
うわっ！っと
思い出す
入院した時
隣のベッドにいたオッサン！！だった
めっさ思い出したが
このオッサンのおかげで
４日ほど寝不足が…
おいら眠りが浅いんし眠りにつくまでも長い
看護師にもどうした？と言われるほど
顔が酷かったらしい…(元々たいした顔ではないが(苦笑))
このオッサン
夜中にルームライトをつけ
独り言いいながら小銭を数える
「ん！大丈夫だ！」
「ん！○△□×…」
「ん！大丈夫…」
あぁやっと終わったか…と思えば
数分後…
また繰り返す
それを夜中に数回繰り返す…
結局オッサンが静かになるまで眠れずに
その上
また朝も早よから目を覚ます！糞オヤジ
その上にその上に
朝食後に
このオッサン
昼食まで高イビキ！で
昼食後に
検査やらなにもないから
少し眠れるかと思えば
見舞いに来てる母親？らしき人物との会話！！
これがまたウザイ
結局４日の寝不足からは解放されずおいらの方が先に退院
看護師には謝られたが
家に帰ってしっかり眠ろうと思っていたが
車を駐車場に止めたところで意識はなく
首の痛みに目が覚めた
たしか駐車場についたのは
午後３時頃の
はずだが
目が覚めたときには
周りは真っ暗
シートベルトしたままのおっさんが首をたらして
乗っている車…
周りからは異常に見られなかったのだろうか？
よく警察に通報されんかったな…
と思う事柄が
フラッシュバックからの走馬灯のようによみがえってきやがる
しかしあのオッサン
しぶとく生きているんだな…
とその独り言の声に
苛立ちを覚えつつ
案外早く診察がまわってきて
オッサンからオサラバできた
ふむっ
人間簡単にはくたばらんのだわ
と思える１日