僕は上海でサッカーリーグに所属しています。

チームHP:http://www.nankatsu.com/
リーグHP:http://zoo-league.net/
(ちなみに、チームではメンバー・マネージャー募集中)

2010年のリーグ戦はすでに終わり、僕のチームは8チーム中2位。

最終戦直前に1試合引き分けたことで自力優勝が無くなり、

最終節で1位のチームに勝ったものの得失点差で惜しくも2位という結果でした。

リーグ終了後にチームのメンバーが結婚式をあげ、メンバーの多くが参加したのですが、

結婚式という場にも関わらず結局話のネタはサッカーのことばかり。

その時にあるメンバーが突如語りだし(酒がだいぶ入っている状態でしたが・・・)、

今年優勝できなかった悔しさと来年こそは優勝しようという決意を熱烈に訴えていました。

まさに「熱く」語る。

周りはどうだったか分かりませんが、自分はその「熱さ」に感動しました。

そう、「熱さ」は周りに伝染するんです。

少なくとも彼の「熱さ」は僕には伝染しました。

「熱さ」が周りに伝染し、伝染した人たちを動かし、熱を持った人たちが全てを変えていく。

思うのですが、「熱く」語れる人って、最近どれくらいいるでしょうか?

自分の周りに、「熱く」語る人はいるでしょうか?

自分は最近「熱く」周りに語りかけることはあったでしょうか?

自分が「熱く」語れるなら、そのまま「熱く」語り続けるべきです。

周りに「熱く」語れる人がいるなら、その人を大事にするべきです。

「熱く」語れる人が周りに全くいないなら、あえてそういった人を探すべきです。

なぜなら、熱を持った人たちが全てを変えていくから。

物事を変えていく権利と力は、本来全ての人に備わっています。

「熱く」語る。

たったそれだけで、誰でも全てを変えていくことができるはずなのです。
これは様々な状況で勝つために必要なことの一つ。

例えば議論の際に大きな声で話すことを実行するだけで、

大概の場合負けなくなるはずです。

ただ、自信の有り無しが大きく影響してくるため意外と難しい習慣。

例えばカラオケの時、

何度も聞いたことのある歌なら大きな声で歌えるのと一緒。

逆にあまり聞いたことの無い歌は途中で歌えなくなったりしますよね。

もしくはダンスを踊る時、

練習とイメージトレーニングを死ぬほど重ねてきた人は

本番でダイナミックなパフォーマンスを発揮することができます。

これと一緒で、自信を持つには何度も経験もしくはイメージすることが大事になります。

何度も経験する、もしくは誰よりも長い時間考える。

残念ながら実際に経験するためには時間と回数が必要ですが、

考える時間は工夫次第で上手く増やすことができます。

誰よりも考え抜き、大きく動き、大きな声で話す。

そしてそれを人一倍、それこそ死ぬほど繰り返す。

たったこれだけで今までよりも強く生きられるはずです。
成功者や勝者のメンタリティ

それは一言で言うと、

「信じて疑わない心」

折れない心なんて言ったりもします。

某人気バスケットボール漫画の中で

「諦めたらそこで試合終了ですよ」

なんて言った人がいました。

まさにその通り。

その精神・考え方を持っていることが勝者たる所以。

ただ、難しいのはそれを実践すること。

理屈では分かるのにいざとなると、ということは誰にでもあります。

なぜか。

邪魔をしているのはきっと「見栄」や「恥」。

誰でも「勝つことがカッコいい」ということは分かっています。

でも、勝つまでに通る道がカッコいいとは限らない。

その事が分かっているのは意外と少ないのでしょう。

カッコよくない道を通っているうちに、「見栄」や「恥」を感じ、

やがて前に進むのを止めてしまう。

これが「諦める」までの一連の流れ。

そう考えると、周りを気にしない人や鈍い人が成功しやすいのかもしれません。

かといって、周りを気にする人や繊細な心の持ち主が成功しない訳では無いはず。

では、どうすれば良いのでしょう。

まずは、「見栄」や「恥」を感じるのは「当たり前」だということを知ること。

それが第一歩だと考えます。

息を吸わないと死んでしまうのと同じように、

「見栄」や「恥」も感じるのが当たり前だということを知る。

そうすると、前に進むのを邪魔するものは何も無くなるのではないでしょうか。

「見栄」や「恥」は決してネガティブなものではない。

空気と同じ、自分の中に無くてはならないものであると考えます。