先日オンライン飲み会をした。楽しいことは楽しいんだが、ジョークを差し込みにくい。相手の呼吸が読みにくいので、ボケにくいし、ツッコミにくい。まあ、また藤井剛がどうでもいいようなバカバカしいことを言ってるんだか(笑)
しかしだ!ここからが少しまじめな話になるのだが、
これがビジネス的な話し合いであればどうだろうか?フッと思いついたような事を言うタイミングを逸しやすいのではなかろうか?
そして、このフッと思いついたようなことがビジネス的に発展のきっかけになるようなことが多いのではないか?
報告し確認し合うようなことが目的の会議であれば、さほど支障はないかもしれない。しかし、互いに意思伝達を繰り返し、考えを練り上げていくような話し合いには不向きなのではないだろうか。
結果、【前の企画の焼き直し】みたいな結論に着地しやすくなるのではないだろうか。
コロナをきっかけに『会議はもう、オンラインでよくない?合理的だし』みたいな流れが世間に一般化する前に敢えて言っておきたい。アイデア、発想の劣化現象につながるのではないかと。
もう少し理論的に根拠を述べよと言われた場合に、意思疎通の間に生ずる 【0コンマ数秒の遅れ】と言っておく。
そして言葉を発するタイミングというものはこのコンマ数秒の間に存在するものなのである。
この遅れは3人以上の会議になった場合、さらに増えていく。
この意思疎通のコンマ数秒の遅れが繰り返されることにより起こる「言葉の抜け落ち」が、抜け落ちていくアイデアの割合を増やし、導き出される結論のクオリティを劣化させるのである。