◎これまでのバレエや運動について

・クラシック バレエ歴12年(大人になってから始める)

 ここ数年は週に2〜3回のレッスンを継続
・週5程度でストレッチ(30分程度)
・春・秋・冬は時々ランニングをする(30分3〜4キロ程度を週に1〜3回)

・その他のスポーツ:ハイキング・スキー・ボルタリング等々

・学生時代:バトントワリング・体操競技・バスケット

 

 

<2016年8月>

バレエレッスンの後、左内転筋がだるく感じる(今迄感じた事が無いだるさ)

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左内転筋に違和感を感じつつバレエレッスン

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朝起きて脚を動かすと鼠径部に激痛。鼠径部を伸ばす動作に激しい痛み。歩くのが辛い。この日から股関節の痛みが始まる

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歩行時で痛みは出なくなるが、深く曲げたり、外転すると痛い。ストレッチの開脚が辛い。

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週3回のレッスンを2週間休み様子をみる。

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深く曲げたり、外転すると痛いのは変わらず、バレエを再開。

 

 

<2016年9月>

再度週3回のレッスンを2週間休み様子をみる。

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深く曲げたり、外転すると痛いのは変わらず、またバレエを再開。

 

 

<2016年10月>

涼しくなって来たのでランニングを開始(30分3〜4キロ程度を週に1〜2回)
ランニング時に左脚の痛み無いが内転筋がだるくなる。

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今度は右脚の内転筋がだるく感じる

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右内転筋に違和感を感じつつバレエレッスン

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朝起きて脚を動かすと右鼠径部に激痛。鼠径部を伸ばす動作に激しい痛み。歩くのが辛い。
8月の時になった左股関節と同じ症状。

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両股関節、バレエの動き(外転・屈曲)をすると痛くこの日からバレエを休む。
歩行時には痛みはほぼ感じないが股関節を捻る動きがあると痛む。

 

 

<2016年11月>

痛みが改善されないので近所の整形外科へ行く。
X線では骨に異常無し。MRIを撮る事にする。

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MRIを撮影、両股関節周囲炎と診断される。両股関節に水腫あり。
この日から週1〜2回やっていたランニングを中止。

スポーツはしばらく休むように言われる。

股関節周りの筋肉を鍛えるための運動療法をして様子を見ることになる。

 

 

<2016年12月>

一ヶ月が経過し、痛みが改善されないため再度診察を受ける。

痛みの出方などから自分でネットで色々と調べてみた結果、股関節唇損傷というワードにたどり着く。

先生に股関節唇損傷やFAIの可能性はないのかどうか聞く。
再度、MRIとX線を先生が確認し股関節唇損傷はなさそうでFAIかもしれないと言われる。
かなりあいまいな言い方で不安を感じる。

 

おそらく股関節唇損傷やFAIの患者を診察した経験が無い様子だった。

地元の小さな病院で主にお年寄りが患者という感じだったので仕方がないのかも、、、。

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股関節唇損傷の可能性やFAIが心配になり、セカンドオピニオンを希望。診療情報提供書を作成してもらう。

股関節唇損傷を診てもらえる先生をネットで探し、北九州のU先生にたどり着く。

都内のA整形外科にも月に何度か股関節の外来診察でくる事を知り、予約を取った。

予約が取れたのは一ヶ月先の2017年1月。

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念のため、股関節外科のある少し大きめの総合病院にも行ってみた。

言われた事は地元の整形外科と同じ(苦笑)

「水腫があります。骨には異常ありません。安静にして様子を診ましょう。」

 

水腫の原因は何ですか?と聞くと加齢によるものと言われました、、、。

関節唇損傷の可能性はありませんか?と聞くと先生は損傷はしていませんと断言。

 

 

<2017年1月>

都内にあるA整形外科にてU先生の診察を受ける。

持参したMRIデータでははっきりとした診断はできないので翌月にMRIを撮る事に。

おそらく症状や股関節の可動域から股間唇損傷だと言われる。

 

運動療法で7割程度の人が手術を回避しているので、まずは運動療法をやりましょうという事になり運動療法を開始。

 

 

<2017年2月>

都内にあるA整形外科にてMRI撮影後にU先生の診察により、股関節唇損傷が確定する。

水腫の水が股関節唇損傷部分に入り込み損傷が鮮明に映っていた。

 

股関節唇損傷を招いた原因は

私自身の関節が骨格的に緩く、正常な位置で股関節が動かせていない状態で過渡な動きをする為にFAIを起こし、股関節唇を傷つけたのだろうという事。

膝や足首、腕首等が過伸展する人は股関節も緩い事が多いそう。

 

また、大腿骨側にも出っ張りがある事で余計にFAIを起こしやすくしていた模様。

「過度な動き」とはバレエによるもので開脚やアラセゴンの際にFAIを起こしていたと考えられる。

 

2024年追記:

この時の診察でドクターからは私が寛骨臼形成不全であることの説明はなかったのは何故なんだろうと今更ながらに思う。

股関節の角度を測って、「よし、これならいけるでしょう。手術は行えますよ。」と言われたのを記憶している。

 

2023年に変形性股関節症の症状が出て、他の整形外科で見てもらった時のドクターに寛骨臼形成不全だと言われて驚いた次第。

CE角20度だから寛骨臼形成不全だよと言われました。

 

調べてみると境界型という分類があった。

私の場合はCE角だけでみると(その他に2種類の計測角度があるけどそれは不明)境界型の寛骨臼形成不全なので、2017年当時は手術適応の範囲内だったのかなと思っています。

 

 

<備考>

■ 痛みが出る以前から股関節を深く曲げた時に鼠径部に詰まったような、挟み込むような感じがあった。
■ 痛みが出る以前から自転車で股関節の曲げ伸ばしの際に、伸ばした後に再度曲げようとした際に鼠径部に何かが挟み込まれるような感覚があり激痛を伴う事があった。

■ ストレッチの開脚の際に7〜8年前くらいから痛みはないのに開きにくい感じが出始めていた。

 

上記の事から、急に股関節唇を損傷したのではなく、少しづつ悪くしていったのではないだろうかと私自身考えている。