インカムのマイクの調子がイマイチ

マスツー時に、私の声の音質がおかしいと指摘がありまして。

Neotec IIにはsena 20Sを結構強引に取り付けていますので、半ブームマイクの接触不良(配線断程でもないとして)を疑い、マイクを交換してみることにしました。

とは言ってもNeotec IIはシステムヘルメットなので、フルフェイスみたいに口の正面にワイヤーマイクを貼り付けることはできません。

なのでこんな工夫をしたよ、という工作の話になります。

最初は

ごくシンプルに、そのままマイクに付いているマジックテープでどこかに貼り付けるのを試してみました。
ちなみにフルフェイス以外のヘルメットへのワイヤーマイクの取り付けについてググってみると、チークパッドの中に仕込むという先人の記事がいくつか出てくるのですけど、そんなことをしたら内装を外して洗濯する際にとても面倒だと思うのですが・・・?
私が何か勘違いしているのだろうか。
インカムに付属のフェルトシールをチーク部分に貼り付け、マイクを設置してみます。
実際にマスツーで使ってみると、この方法は失敗でしたね。
マイクが上向きになるので、指向性のせいだと思われますが、声が遠いと言われてしまいました。orz

向きを何とかしよう

ブームマイク程ではなくても、もうちょっと口の方を向けるべく、多少の工作をすることにしました。
たまたま持っていたABS板の切れ端から、sena SRL用の設置溝の形に合わせてマイクベースを削り出します。
現物合わせで適当に。
そしてマイクのベルクロが貼り付けられるよう、マイク取付位置にフェルトシールを貼ります。
Neotec IIにはこんな感じで取り付けます。
かなり適当な作りですが、チークパッドをセットするとうまい具合に固定できました。
組み上げると、マイクの位置はこんな感じです。

100点満点ではないけれど

一応、声の遠さはマシになったようです。(自分では聞けないので・・・)
それよりも、ブームマイクだとチンガードの開閉をする度に(チンカーテンと干渉するので)微調整していたのが、ワイヤーマイク化でそれがまったく不要になりました。
ヘルメット脱着が億劫でなくなったのがとてもメリットです。