バイクの車体の被害はというと

今回、左カーブでバンクした以上に車体が傾き、「えっ!?」と思った時にはリアタイヤがスリップして路面を滑っていました。

接地した左ひざが地面に引っかかって車体から放り出される形となり、バイクだけがガリガリ削れながら滑って行ったため、体の方は重大な怪我をしなかったと思います。

体が下敷きになり引きずられるのを防いでくれたのが、プロスマンのエンジンガードです。

パイプが平らに削れているのが、どれだけの衝撃だったのかを物語っています。

NC750X(RC90)のエンジンガードとしてはキジマの製品がメジャーだと思いますが、あのコの字型の2点支持のエンジンガードでは立ちゴケくらいしか役に立たないのではないかと思い、3点支持のこちらの製品を選んでいました。

この手のモノは役に立たつ機会が無いのが1番ですが、吟味した甲斐があったと言えるでしょう。

 

同じく、大きく削れたのはサイドスタンドです。

出し入れの操作をするための金属棒部分がひん曲がり、平らになるまで削れています。

車載工具の延長パイプで曲げ戻せないか試してみましたが、さすがにこの太さの鉄棒はビクともしないですね。

50cmくらいの鉄パイプがあれば、てこの原理で何とかなるのかなぁ。

 

意外にも、上はグリップエンドではなくミラーが削れています。

もちろん衝撃でネジの部分から回転していましたので、逆にダメージが緩和されたのか鏡面は割れることなく無事でした。

それにしても、スマホをXperia Z4からAQUOS Sense2に変えたのですが、カメラ性能が酷いですね。

どこにピントを合わせているのやら・・・。

 

目立つ部分ではありませんが、ステップの裏側とバンクセンサーも削れていました。

 

幸いだったのは、カウルが大して傷つかなかったことです。

写真ではほとんど分かりませんが、リヤカウルのこの画像で真ん中くらいと右側に二筋の白い傷があります。

(反射しているのは駐車スペースの白線です。)

接地したのではなく、地面にあったゴミ(木の枝など)と擦れた感じですね。

コンパウンドで磨いたら何とかなりそうな感じですが、最近のホンダは塗膜が薄い気がしてこのまま放置した方が無難かなと考えています。