こんなことになろうとは

天気予報で、群馬県も新潟県との県境くらいにならないと雨が降らないような予報だったので、ソロツーに出かけました。

赤城山周辺の滝を巡るべく、このようなルートを計画して出発です。

実走ログはこのような感じで、題名にありますように小中大滝の先で転倒し、そこからログを止めて引き返しました。

ルート案と見比べると分かるように、小中大滝から先に進んだ際に、変な方向に進んでいます。

これは小中大滝の先がT字路になっていまして、自分のルート的には左に進みたかったのですが、通行止めで沼田方面に通り抜けできませんって書いてあったのです。

で、右側の道に矢印を向けて、迂回路って看板が出てたんですよね。

スマホも電波が圏外で地図を確認し直すこともできなかったので、迂回路の看板を信じで右側の道を進んだのが間違いでした。

結局、こちらの道も10kmほど進んだ地点で道が封鎖されて通行止めとなっており、とんだタイムロスにペースを上げて引き返したのです。

そして、カーブの木陰に泥があるのに気づかず、スリップして転倒しました。

路面状況が悪い峠道で十分なマージンを取らなかった自分の責任ではありますが、帰ってからGPSログを見て、そもそもこちらの道は迂回路でも何でもなく、この看板に騙されなかったら遭遇しなかった事故だと思うと非常に腹が立ちます。

幸いにもエンジンガードにより体が挟まれないままバイクは滑っていきましたので、大怪我は負いませんでした。

それでも、ライディングジャケットのプロテクターで左ひじは無事でしたが、ただのカーゴパンツだった左ひざはズル剥けです。

ひざにプロテクターの入ったライディングパンツも持っているのですが、このプロテクターがトイレの個室で用を足すのに非常に邪魔で、狭い個室だと詰むことからあまり使っておらず、正に後悔先に立たずといったところ。

また今回は山側に滑っていったので事なきを得ましたが、ソロで通信機器を含め荷物を全部乗せたバイクが谷に滑落したらと思うとゾッとしました。

(まぁ、どのみち携帯は圏外でしたが・・・。)

悪いことは重なるもので

午後から気温が上がることに備え、メッシュジャケットに上からウィンドプレーカーを着ていました。

転倒した際にウィンドブレーカーはビリビリに破けてしまい、脱いで帰路に就いたのですが、そこから局地的な雨に遭遇!

あまりに突然すぎて退避してカッパを着るような余裕もなく(余談ですが道幅に余裕の無いトンネル内に停車してカッパを着ているライダーがいまして、危険行為に後続の四輪車が渋滞して大迷惑でした。)、体が濡れてしまいメッシュジャケットでは寒い寒い。

とても高速道路に乗れない(風による寒さに耐えられない)と、下道で帰ったので家にたどり着けたのは夕方でした。(T^T)

不動滝(群馬県みどり市)

案内図で、右側の橋が架かっている道が県道343号線です。

「滝の上橋」というバス停の近くに未舗装の駐車場があり、急な階段ですが滝への道が整備されています。

せっかく滝見台があるのですが、その正面に木が伸びています。

9時過ぎくらいに到着しましたが、写真に写っているようにけぶった水に朝日が差して幻想的でした。

滝見台からはこんな感じ。

綺麗な直瀑で、落差は25mあるそうな。

水量が豊富で迫力があります。

小中大滝(群馬県みどり市)

小中は地名なので、「こなか大滝」と読みます。

駐車場の横にあるこの源太橋に「小中大滝展望台まで240m」と看板があるのですが、結構大変な道のりです。

橋を渡ったらこのように180m先らしいですが、山を登って行きます。

坂を上ってトンネルをくぐると、その先にあるのは・・・。

傾斜44%のけさかけ橋です!

展望台自体は、巨大な岩を利用したものでした。

看板によると落差96mらしいですが、肝心の滝は草木でほとんど見えませんねぇ。