ちょっと今日は長くなりますが…
大腸ガン ステージⅣ の
診断を受けた家族
…
ついに
大腸ガンを
取り除く手術が始まりました
予定では…
肝臓ガン・胃ガンも同時に摘出
だったのですが
数日前にDRより
今回のOPEは2回に分けて
行うと説明があり
この日は
原発巣の大腸ガン 摘出手術のみ
13時きっかりに
家族をOPE室前で笑顔で
見送った私たち
OPE終了予定時間は
麻酔開始から覚醒まで合わせて
約4時間ちょっと
と聞かされており
すぐ終わる
すぐ終わる
と祈りながら待つ
私ともう一人の付き添い家族…
しかし…このOPEが
まさかの…
約8時間半越え…
(開始から覚醒まで含む)
にもなろうとは…
全く思っておりませんでした
OPE室内の様子は
全くわかりませんので
待合室
での色々や
終了
までを
思い出して書きます
病院のルールで
家族待合室に必ず一人は
いて下さいね
と言う指示が出ており
買ってきてた弁当を
持って
二人で待合室にGO
てっきり家族待合室と言うと…
個室と思い込んでいた二人

一応…ドアをノックして
入室…

個室じゃ
なかったんです

ワンルーム
だったんです


何十人も待ってます


皆さんの視線が
私たちにドド〜んと
向けられました
二人で固まってしまったのを
覚えてます


待合室には
でかいモニターがあり
って…ここで
またびっくり
手術室が
20室以上ある事を初めて知りました
午前と午後合わせて
約1日で40件は超える…
OPEがあってる…
さすがマンモス病院

OPE室 モニター は
名前の表示はもちろん無く
診療科
執刀医
患者 年齢
診療科
のみが表示されています
麻酔中・手術中・覚醒中
三段階で
モニターの色が変わり
患者さんの様子がわかるように
なってました
うちのガン家族は
ラッキーナンバー
OPE室 NO 7


そんなこんなで
待合室の片隅で
お昼ご飯をたべながら
モニターをみながら
待ってました

あっと言う間に 終了予定の
4時間半が経過し
そろそろ出てくるかな〜
と思いきや…
5時間…6時間…7時間…と
時間が経過

OPE室から何の連絡もなく…
満席だった待合室も
ほぼガラガラ…
モニターに残った3組の
表示のみ…
他の患者さんは
麻酔覚醒中が表示されており
うちは…
手術中 の表示が変わらない…
残ったのは3組…

もちろんラストを飾ったのは…
うちの家族

私たち二人は
心配・不安・焦り…
表現ができないほどの気持ち…
で放心状態でした

「なんかあったんやないかな…
たまらん…心配で吐きそう…
どけんかならんかいな…
万が一とか…」
と言ってもどうにもできません
二人とも無言でモニターを
見つめながら
一応…万が一があったら
と思い
自宅で待機中の家族に電話
その数分後…
モニターがまだ手術中なのに
待合室の
放送案内から…
「○○さん
先生からご説明が
ありますので説明室まで
起こし下さい」
とやっと連絡がありました…
究極の緊張

で血の気が引いた私は
説明室に行くまで
右手と右足が同時に
出てしまうほどの緊張…と
吐きそうになったのを
覚えてます

人生の中で初めて味わう
緊張感でした…はぃ

この時点で…
7時間が経過…
あと1時間半が長かった〜

今日はこのくらいで