こんにちは
今日はTOEICのお話を少ししたいと思います。
よく長文読解のスピードはどうやってあげられますか?
と聞かれるのですが
基本的には
①文章に対する慣れ
②語彙力
だと思います。
①の慣れに関しては
例えばTOEICでは
広告やビジネスのe-mail、社内掲示板やメモのような様々な文章形式で出題されますが
文章の種類によって
「こういった情報は文章の前半にでる」
「この情報は文末にある事が多い」等、
読めば読むほど、必要とされている情報のある箇所を特定する力がついてきます。
漠然と長文を読むのではなく、
この情報はこういった場所によくあるな、という気づきの意識を持つだけで大きく学習効率が変わってくるはずです。
②の語彙力に関しては当たり前に感じるかもしれませんが
TOEICの長文対策には
語彙の類義語や反意語を覚えるのが役にたちます。
TOEICでは本文の情報を言い換えたものが答えの選択肢によく登場します。
答えを本文で見つけても同じ単語をそのまま選べばいいというわけではありません。
この時に言い換えで使用されるのが類義語や反意語。
例えば、
The proposal was declined by the board.
(提案は役員たちに却下された)
という情報を本文で見つけ、これが答えだと確信し選択肢を見ますがdeclineという単語が選択肢にありません。
言い換えがされているのです。
上記の文章ではなく
The board rejected the proposal.
のような類義語を使用したり
The board did not approve the proposal.
approve(承認する)を否定文で使用して言い換えることで問題の難度を上げています!!
↓どれも意味としては同じですよね(^◇^)
The proposal was declined by the board.
The board rejected the proposal.
The board did not approve the proposal.
長文が苦手な人は語彙の少なさから本文を読むスピードが足りず、
また類義語や反意語のバリエーションが少ないため、
答えを選ぶスピードと正答率が低い方が多いように感じます
もし長文で時間が足りず
オロオロ(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)オロオロ
となっていたり、正答率がなかなかあがらないなーと感じている方は
類義語や反意語を増やしてみてはどうでしょう?
↓うちにある類義語辞書です、ボロボロ。。