今日のことばは、以前仕事でお世話になった、元マーサージャパン社長の柴田励司さんのことばから、できるリーダーについて(必要なこと)・・・
① 鳥瞰力
・・・部分最適ではなく全体最適で考えられること。それには、背伸びして組織全体を見る癖をつけることが大事。
②未来志向性
・・・常に最適な判断を心がける。しかし、違っていたと分かった時点ですぐに修正する。
③抽象力(「たとえ話」で本質を掴む)
・・・たとえ話には、それが的確であると、物事の本質を分かりやすく表現する力がある。
④論理的思考
・・・「なぜ?」という問いかけを通じて、水面下に隠れている本質を特定していく。
⑤強力な志向性(何とかしたい、という気持ち)
・・・「当事者」として仕事に取り組む姿勢が、周囲に影響を与え、組織を動かす。
⑥誠実さ(こだわり)
・・・こだわりが、当事者意識を支える。仕事を行う上で自分がこだわっていることを周囲に語る。
⑦ゴールから考える
・・・演繹的思考
⑧素早い回復力
⑨目配りと気配り
⑩組織稼働力
・・環境を整えることに主眼を置く。求心力型(ついてこい!)ではなく、遠心力型(巻き込む)ことが大事。巻き込むためには、ビジョンの共有、メンバーの専門性の自立、メンバー間のコミュニケーション、が大切。
最近では特に⑤⑥が大切だと感じています。当事者(自分のこと)として仕事に取り組むか否かで、取り組む姿勢も、そして自ずと結果も違ってくる感じています。