今日は二十四節気の「啓蟄」。
冬ごもりにの虫たちがはい出てくる時期を意味します。
「蟄」
この一文字で、「虫が地中に閉じこもる」という意味になります。
「啓」
これは「開く」という意味。
春になって、土を掻き分けて、地面にポッカリと穴が開いて、
虫たちが這い上がって来るのが今の時期。
外気に晒されるより地面の下は暖かなはずです。
春になって地表に出るまでの間、虫たちはどうしているかな?
外敵に襲われない地下で、「幸せ」に「丸く」なって寝ています。
「蟄」の字を分割すると「虫」「幸」「丸」。
「啓蟄」、それをうまく表した言葉ですね。
春になって活動を始める虫のように、Chu-tarouもやっと外に出ました。
週末、3か月ぶりに屋外ランしてきました。
合間を縫ってジムランはしてましたが、ボチボチ地球を蹴って走らないと大会に間に合いません。
ゆっくり、休み休み、神社を参拝しつつ、小高い丘に登って見晴らしつつ、そして勇気をもらいつつ、2時間かけて20㎞走りました。
何から勇気をもらってきたかと言えば、
度々登場する『ど根性サボテン』。今年の冬も乗り切れたかな?
ど根性サボテンを知りたい方はこちら
例年より危機感の強い見た目です。
ぐったりしてます。
今年のChu-tarouに似ています。
とは言え、これから『ど根性サボテン』は必ず復活しますよ。
「Chu-tarouも復活するぞ!」
と言い聞かせて走りましたよ。膝にきたけどね。
虫のことを考えると、高値で取引されて重宝される虫もいれば、見つかった途端に殺虫スプレーされる虫もいます。
人間視線から一方的に「益虫」「害虫」と分けられてしまう虫たち。
長い地球の歴史の中で生き延びてきた「害虫」と呼ばれる虫にも存在意義があるはずです。
寄生虫の一種の「回虫」も昔は悪者扱いされていましたが、その仲間の「線虫」の一種は癌を見分ける能力があると注目されています。
一方的に評価するのではなく、色々な角度から評価することで新しい一面が見つかる典型例ですね。
出来の悪い部下にもきっと良い点があるはず!
と信じて評価できる上司になりたいものです。