昨日は強い風の影響で、交通機関は滅茶苦茶。
さらに満開の桜の花が吹き飛ばされて、見るも無残な姿に・・・。
なんと憎たらしい低気圧。
それでも桜前線は着々と北へ進み、今日、弘前城の桜が開花したニュースを知りました。
約20年間、第2の故郷である弘前の桜を満喫しました。毎年、230万人の観光客が訪れるくらいの素晴らしさ。ここの桜が当たり前と思ってしまうと、他の名所と呼ばれる桜を見ても感動できない体質になってしまいます。ある意味、不幸なことですね。
来週、弘前の満開の桜を見られる方は超ラッキーですよ。
津軽の花見で欠かせないのが、カニとエビ。独特の習慣です。
桜をそっちのけで「トゲクリガニ」と「ガサエビ」を食べることに夢中の津軽衆がいます。
「トゲクリガニ」はスモールサイズの毛ガニという印象。味は濃厚です。
「ガサエビ」はシャコの津軽名。
何故、花見で食されるのか?真相を知らずに津軽を離れたので不明です。雪に閉じ込められた長い冬が終わったハレの席で、贅沢したくなる気持ちはよくわかります。
来週、暇な人~、弘前へどうぞ!。最高の体験ができますよ。
さてピンク色の桜とエビが出てきたところで、久々に
「今日のニュース」
日本に紹介されていなかったり、これからも紹介されないであろうニュースをYahoo! USA版から紹介します。
"Researchers name loud shrimp after Pink Floyd"
「研究者たちがテッポウエビに”ピンク・フロイド”と名付けたよ」
新たなに発見されたエビの仲間。
小魚をも殺してしまう大きな音を鳴らすハサミを持っています。
そのハサミは色鮮やかなピンク色しています。
そして「ピンク・フロイド」と名付けられました。
これがそのエビ。
右手のハサミが鮮やかなピンク色ですね。
色もさることながら、その大きさも凄いですよね。
カニ爪フライのようにエビ爪フライとして食べられそうです。
このエビの大きさの情報がないので、食べて満足するかは不明です。
パナマの太平洋に面した海岸で見つかったこのエビはオックスフォード大学の動物学者によって”Synalpheus pinkfloidi”と名付けられました。
「最終的に私の大好きなバンド名を命名することに同意してもらいました」とのこと。
偉い学者さんともなると、新種の生物に名前を付けることができるのですね~。
意地悪な学者さんが付けそうな名前・・・・「きゃりーぱみゅぱみゅ」
テッポウエビはその大きなハサミを猛スピードで動かして、水泡を破裂させます。その結果、大きな音が鳴り小魚が死んだり失神します。
テレビでテッポウエビの映像を見た事があります。本当に大きな音が鳴って、魚が失神する映像は衝撃的でした。
人だって、後ろから「わっ!」と驚かされたら、「わわわわ!!!!」となって腰を抜かす人もいるでしょう。
ちなみに、ピンク・フロイドに関しては、1969年のアルバム「Ummagumma」にちなんで名付けられたイトトンボの仲間がいます。
別の動物学者さんにピンク・フロイドの大ファンがいたということですね。動物を研究するとピンク・フロイドにたどり着くのか、ピンク・フロイド好きは動物も好きなのか。ニワトリが先か卵が先が・・・、難しい所。
「Ummagumma」
これがピンク・フロイドにちなんで名づけられた Ummagummaというイトトンボ。日本語では「うまぐま」と読みます。
馬に熊。
やはりピンク・フロイドと動物の結びつきは強固です。
ロックバンドのピンク・フロイドは1960年代から活躍しているイギリスのプログレッシブロックバンド。
2014年に終結宣言したと思いきや、再結成の動きあり。
70歳を超えてもメンバーはまだまだやる気満々のようですね。
Chu-tarouは80年代に少し聴いたのみで詳しいことは語れません。
シングル曲がヒットするバンドではないのですが、1979年発売のこの曲は全世界でヒットしたので、聴いたことがあると思いますよ。
"Another Brick in the Wall (part II)
音楽業界と動物学とは意外なつながりがあるようです。
探すと他にも同じ例があるかもしれませんね。
アーチスト名の付いている動物がいたら教えてください(*^ー^)ノ