久々に「今日の晩酌」
甲状腺炎が完治してからも”たしなむ程度”に晩酌してます。
ひと月に10日くらいの休肝日があるので健康的な晩酌ですよ。
6月の徳島出張で買ってきた日本酒をやっと飲む機会がキタ~!
徳島県では有名で歴史のある酒蔵「本家松浦酒造」。
200年以上前に創業され、120年ほど前に銘柄『鳴門鯛』が命名されたんだそうです。
鯛は魚の王様、鳴門海峡産の鯛は激流の中を泳ぐので身が引き締まって脂がのって美味であることから『鳴門鯛』。
鳴門鯛ブランドの日本酒は現在、オンラインショップで約20種類が買えるようです。
今回紹介するのはとにかく名前が長い。
『上勝の棚田米と湧き水と負けん気でこっしゃえた純米吟醸原酒』
高齢化が進み棚田そのものの維持が難しくなることに危機感を抱いた上勝町の会社社長さんが酒蔵に働きかけて作られた日本酒なんです。いわゆる企画モノのような感じですが、酒としてクオリティは高いと思います。
実際に飲んでみると、原酒だけに味がしっかりしています。香りも良いです。
自分が飲むことで徳島の棚田を守ることができるなら喜んで飲みたくなるお酒ですよ。
さて、上勝町。
人口が1761人と町としては四国で一番小さな町なんだそうです。
他の地方自治体と同様に上勝町でも過疎化と高齢化は深刻なようです。人口は1975年の約半分。美しい田園風景も、耕す人がいなければいずれ無くなってしまいます。
樫原地区の棚田の写真がこれ。町のホームページから拝借しました。
平成22年には徳島県初の「国の重要文化的景観」に認定されたそうです。
見てみたいなあ。
恒例のゆるキャラ紹介ですが、ゆるキャラはいないようです。
ただのキャラクターはいるみたいです。
名産の「ゆこう」「すだち」「ゆず」の3種類の柑橘類をモチーフにして、それらを町のシンボルカラーの「赤」「緑」「黄」で表したそうです。
「ゆこう」って初めて聞いたな。ゆずの変種でゆずより大きくて香りが強いらしいです。漢字で「柚柑」または「柚香」。
日本にもまだ知らないモノやコトがたくさんあるようです。
上勝町、いつか訪れたいですね