4月16日「今日の命日」 川端康成 | 今日は何の日:連想ゲーム?底抜け脱線ゲーム?

今日は何の日:連想ゲーム?底抜け脱線ゲーム?

「今日の誕生日」ブログは終焉。
引き続き「今日」にまつわる事を書いていきます。

連想・妄想・混線・脱線は当たり前田のクラッカー♪

新しいテーマです。「今日の命日」

4月16日はノーベル文学賞作家、川端康成の命日です。
1972年の今日、ガス自殺を図ったそうですよ。
ノーベル賞受賞の4年後のことでした。

ノーベル賞受賞の理由が
「for his narrative mastery, which with great sensibility expresses the essence of the Japanese mind」
すなわち、
「彼の、日本人の心の本質を表現する豊かな感受性を駆使して叙述していく技能」が評価されたわけです。

いつも思うのが、翻訳された海外の文学作品を選考委員たちがどれほど理解しているか、ということ。
特に、日本文学における繊細な表現、言い回しなどがあいまいに翻訳されてしまうと、魅力が半減します。
それにも関らず川端が受賞したのは、アメリカ人の日本文学研究家エドワード・ジョージ・サイデンステッカーさんの翻訳が素晴らしかったことによるそうですよ。多くの川端の作品を海外に紹介したことで、海外での評価が非常に高くなったそうです。

さて、そんな偉大な作家の作品、昔は何冊か読んだ気もするけど、男と女の関係が情緒的に描かれていた印象が残っていますが、あまり覚えていないです。今、読み返してみるときっと大人としての感想をもてるんだろうな。
代表作は『伊豆の踊子』『雪国』『古都』などがありますね。
その題名から色んな連想が浮かびます。

『伊豆の踊子』の舞台は伊豆の天城峠。伊豆半島の難所、天城峠に天城トンネルが開通して以来、その峠を越えることを「天城越え」と呼ぶようになったそうです。

石川さゆりの『天城越え』を聴くと、女性の執念の怖さ(?)を痛感します。


♫誰かに盗られるくらいなら 
 あなたを殺していいですか ・・・ストーカー殺人事件です・・・。


「踊子」と言えば、村下孝蔵の『踊り子』
2月28日の誕生日でも紹介しましたが、彼の詞は川端の小説のように豊かな感性にあふれていますね。

『雪国』と言えば、吉幾三。
この歌を歌っている時の幾三が一番好きだなあ。津軽の雪を歌わせたら幾三の右に出る者はいないですよ。幾三の生まれは北津軽郡金木町。太宰治の故郷でもあり、地吹雪のスゴさで有名な町ですから。

そんな幾三の『俺ら東京さ行くだ』とm.c.A.Tの『ボンバ・ヘッド』が合体した動画を見つけましたよ。必見です。よく出来てます。笑えます。



今日はとりとめもなく連想してしまいました