自由 | かっぴーのブログ

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復活しました(^^)

某撫子店にて


一仕事を終え、

嬢はシャワーの準備をしに

退室していった。


午後のまだ早い時間だ。


遮光カーテンの隙間から

陽の光が微かに差し込んでいる。

このまま少し昼寝していきたいなと

思いながら、うつらうつらしていた。


窓の外から、近所の子供たちが

遊んでいる声が聞こえる。

私は目を開いた。


子供の頃の私は

友達もあまりいなくて

家で一人で遊ぶのが好きだった。


そのくせ学校では

仲間外れにされるのが怖くて

面白くも無い遊びに無理に加わり

愛想笑いを浮かべて

必死に毎日を過ごしていた。

あの頃の自分が見ていた光景が

脳裏に浮かんだ。


よく頑張ったな


子供の頃の自分を褒めてあげたかった。


友達なんて今もいない。

しかしもう私は

愛想笑いを浮かべて

他人のご機嫌を伺う必要はない。


自由だ


心の底からそう、感じた。