熟知している女ではない。
熟で知的な女だ。
今日用事があって役所へ行った。
窓口で対応してくれたのは
歳は多分40代前半くらい、
色白で眼鏡を掛けた女性であった。
風貌は知的でやや冷たい印象だが、
紅く塗った口唇が妙に鮮やかで
艶めかしく、会話は既に上の空である。
色気のない白のブラウス姿だが、
胸は形良く盛り上がっていて
うっすらと透けているブラの柄と
ボタンとボタンの隙間が私の視線を
釘付けにする。
書類ができるまでの間、女性の右側に
移動して、見えそうで見えない胸元を
ひたすら凝視しつづける。
その紅い唇が
硬く反り返る肉某を咥え込んで
恍惚の表情を浮べながら
味わっているのを
妄想する
その白い知的な表情の顔に
思うさま白濁をぶちまける
口紅で赤く染まった肉某を
舌で念入りに舐め取らせる
・・・・
女性が私の名を
呼んでいるのに気付くまで
しばらくかかった。
私は書類を受け取り
前屈みで役場を後にした。