昨日に引き続き、クライマックスシリーズを観戦に東京ドームに行って来た。
今日は昨日とは違う知人からチケットを譲り受けて観戦させてもらった。
「野球、お好きでしたよね?よかったらどうぞ!」という展開だった。
やはり野球が好きだという事は周辺には言いまくっておくべきだと思う。
試合は初回、昨日のリプレイを観ているかのような中日の先制攻撃で幕を開けた。
井端のレフト線へのツーベース、森野が内角低めの難しい球をライトスタンドへ運んだ。
いきなり、2-0で中日のリード。10分も経たないうちの出来事だった。
巨人ファンのフラストレーションはいきなり全開になっていた。
「オビスポ、なにやってんだ!」、「二年前と同じ展開じゃねえかよ」などなど。
一塁側スタンドは怒号と溜め息が入り乱れて、一触即発の不穏な空気に包まれた。
しかし、そんな重苦しい空気を振り払ったのは直後の坂本のツーベースヒットだった。
坂本が昨日のように凡退していたら試合展開は違ったものになったような気がする。
それこそ、二年前と同じ展開になっていたような気配があった。
昨日に引き続き、クライマックスシリーズの制度に関して言及したい。
巨人と中日のシーズンのゲーム差をご存知だろうか?正解は、12ゲーム差。
勝率でも巨人が.659に対して中日は.566と、約一割近くの落差がある。
クライマックスシリーズを続けるなら10ゲーム以上離れた場合、中止でもいいのではないだろうか?
10ゲームということは10連勝、10連敗でやっと追い付くという手の届かない関係である。
いずれにしても、2ゲーム差で1勝分のアドバンテージがあるようなハンデを設けて然るべきではないだろうか?
巨人ファンでは無いが、これで巨人が日本シリーズに進めないようならレギュラーシーズンの存在意義がまるで分からない。