どもども。
今回はみなさん待望の試合で結果を出すためのマインド論です。
ではでは早速始めていきます。
まずここでいう120%の力を出せる状態の定義について話したいと思います。
それは、
”興奮と冷静がちょうどいいバランスで配合され、かつ自信からくるオーラが体からにじみ出ている状態”
という感じです。
もっと噛み砕いていうなら、モチベーション、アドレナリンともにマックスで一秒でも早く試合に出たいくらい気持ちが高まっている反面、今日はどう戦おうか、など相手を冷静に見極め、目で見る視野、頭で考える視野ともにしっかりと見えていて、かつ相手に対する恐れや、無駄な緊張感が一切なく、自分がコート上で一番の選手であると心の底から思えている状態。
って感じですね。
そしてその状態が試合の終わりまでぶれることなく持ち続けることができる。
という状態です。
イメージできるでしょうか?
ではこの状態で試合に臨むためにはどうすればいいかという話に入っていきましょう。
まずこの状態にたどり着くために一番大事なのは、そうです、日々の練習(準備)です。
ここで一つ言葉を紹介したいと思います。
準備というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく、
そのために考え得るすべてのことをこなしていく。
- イチロー
ここの材料には、不安材料なども含まれています。
そして、努力しないという記事でも書いた通り、納得がいく、つまりここまでやったんだからもし試合に負けてもしょうがないと思えるレベルまで練習をすることが大事になります。
この域に達するとができれば、かなり冷静にプレーすることができるようになります。
やってきたという自信こそ、試合での力の発揮を後押しするものはありません。
ですので、毎日の練習に100%の力で臨むのはもちろん、それ以外の時間の使い方なども考えてやっていくことが必要です。
それから練習する際に意識することは、絶対的武器を手に入れることです。
これはなんでもいいです。リバウンド、DF、シュート、体力、などなど。これだけは負けないというものがあると、常に一定の自信を持って試合に出ることがあります。
もちろんこれはチーム単位でも言えることです。いわゆる鉄板ってやつですね。自分たちの中に、何かしら状況を打開できるだろうものがあるだけで試合に臨む際の、また試合中の気持ちが全然変わります。
ですので、自分または自分たちが絶対的信頼を置ける武器を手に入れるということも意識しましょう。
次に大事となるのが、失敗の経験です。
これは僕がよく言うことなのですが、試合中どっしりとした気持ちで戦うために必要なのは、いかに予想外を減らすかが大事ということですね。
そしてこの予想外を減らすために大事なのが、失敗の経験です。
そしてこの失敗の経験をするために大事なのが、挑戦することです。
日々の練習、や練習試合などの際に、しっかりと課題を決め、失敗を恐れることなく挑戦し、失敗を重ねては、どうすれば改善できるかを考え、それをまた実行していくといった流れですね。
そしてこれは相手のセンターが2m級のセンターだったらどういうプレーをするかとかを想定してやるというのも一つですね。
自分たちができることの幅を広げれば広げるほど、相手がどんなプレーをしてこようと落ち着いて対応できるようになります。
ですので失敗を恐れず挑戦し、そこからしっかりと学び、改善する。ということは必ずやるようにしましょう。
そして最後に大事なのが、今すぐにでも試合に出たいという気持ちですね。
多くの人は、負けたら終わりのような試合を前にすると、緊張でガチガチになってなかなか覆うようなプレーができなかったりするのではないのでしょうか。
この気持ちが持てるようになるには、相当練習をやってきたという気持ちの部分がかなり大事になってきます。これがウェイトの80%以上を占めると思います。
そしてここで大事なのがモチベーションの話になってくると思います。
・練習にたいしてモチベーションを保てない
・試合の時にモチベーションを最大限上げたいのにあがらない
などなど。僕のほうにもモチベーションを上げる方法を教えてくださいという質問は結構来ます。
ですのでここではモチベーションについて僕の考えを述べたいなと。
まず皆さんはここで意識改革をする必要があります。
それはモチベーションは上げるものではなく上がるものであるということです。
よく聞くのが、モチベーションを上げるために瞑想したり、試合前にテンポの高い音楽を聴いたり、試合の動画を見たりするというもの。
もちろんこの行為自体には大いに賛成ですし、積極的にやるべきだと思います。
しかし、これはあくまで100のモチベーションを120にするためにするものであり、100に近づけるためにやるものではないと思います。
今言った通り、モチベーションは上がるものです。
どこからって?
それはもちろんバスケが好きという気持ちからです。
例えば練習であれば、バスケが好き、上手くなりたい。練習=上手くなるための場。
つまり練習に行く=上手くなりに行く。
それでよっしゃーって上がってくるもの、それこそがモチベーションの正体です。
つまり、あえて厳しいことを言えば、練習行く=だるい というのであれば、バスケ向いてないからやらないほうがいいよ。
という風になるわけですね。
受動的にバスケをやっている人(つまりやらされている感でやっている人)が能動的にやっている人(自分がやりたくてやっている人)より上手くなるわけがないですよね。
好きこそものの上手なれ。という言葉通り、好きという感情、それがなによりのアドレナリンの元であり、モチベーションの正体なわけです。
ということで、まとめます。
大きな試合で120%の力を出すためには
バスケが大好きという感情を持っているということを前提として、失敗を恐れず、どんどん挑戦をしつつ、自分が納得がいくというレベルまで練習し、その中で自分の武器となるもの、またチームの鉄板プレーなどを磨き、不安要素をできる限り取り除いた状況で試合に臨むということです。
そんな感じです。頑張っていきましょう。
ではでは。