1人で飲んでも…ってわかってるんですが我慢できませんでした…。


モンジャール・ミュニュレ ブルゴーニュ・ルージュ’07
気ままに書きます

飲んじゃいました…。

我慢できませんでした…。

と言うのも、ものすごく思い入れのあるワイン、作り手なんです。

それこそワインにはまるきっかけになった1本。

何年前になるかわかりませんが、とりあえずワインにはまる以前。

ワイン、特にブルゴーニュにはまるきっかけとなるお店でバイトしてた頃の話です。


夕方お店に行くと既に店長は常連さんと飲んだ後で、カウンターの上にこの作り手のワインの空ボトルが置いてありました。

何気なくそのボトルを片付けようとするとどこからかオレンジの香りがしたんです。

でも厨房、まな板の上に切りたてのオレンジが置いてあるわけでもありません。

不思議に思ってたんですが、このボトルを床に置こうとして気付いたんですよね。

このボトルからオレンジの香りがしてたんです!!


これにほんと驚いちゃいまして…。

ブドウから出来てるワインなのにオレンジの香りってなんで!?って。

それもほんのりってレベルじゃなく、空いたボトルにオレンジの皮が入ってるんじゃないの!?ってぐらいはっきりと。


それ以来いつかこの作り手のワインを飲んでみたいと思いつつもなかなか出会えず…。

見つけても上のクラスのお高いワインだったりってのをようやくゲットできたんで我慢できなかったわけですよ。


で、飲んだところ残念ながらオレンジの香りはせず…。

店長がその後飲んだ時もオレンジの香りは無かったそうなんですよね。

生産年によるものなのか、はたまた偶然そのボトルだけ香りがたったのか。

理由はわかりませんが、ただただ残念…。


でもまずかったってわけじゃありません!!

むしろおいしかった!!

甘い香りと若干弱めだけど酸味があって、ぐいぐい飲めちゃう感じ。

普段あまりワイン飲まない人でも飲みやすいんじゃないかと思いました。

ただもう少し酸味が欲しかったかななんて偉そうにも思ったり。


となると、やっぱ1人で飲まずに誰かと飲める機会を待った方がおいしく飲めたのかな…。