では『大英博物館 ミイラと古代エジプト展』のお話を。
まずは平日に行ってほんとよかったです!!
おそらく休日には考えられないくらい空いてたんではないかと。
と言うのも各展示に簡単な解説って付いてますよね?
それが展示品のすぐ近く、ショーケースの内部にあるのは普段通りなんですが、それとは別にショーケースの外、ちょっと高い位置にも貼ってあったんです。
きっと休日とかはものすごい人で、その高い位置にある解説しか見えないんだろうなあって思いました。
まあそれでも結構たくさんの人がいたんですけどね…。
さて、今回の展示は
1、イントロダクション
2、3Dシアター
3、資料展示
の3部構成でした。
1では3Dシアターでなぜ立体的に見えるのかを解説してくれました。
素直に納得でしたね。
で、いよいよ3Dシアターへ。
みなさんご存知のあのメガネをかけるわけですが、これが古代エジプト風の?デザインでした。
肝心の内容ですが、今回のミイラになった人物=ネスペルエンネブウの年齢、死因や仕事、ミイラの作り方、副葬品の説明などなど、盛りだくさんだったのですが、非常にわかりやすく、また飽きもしなかったです。
最後に資料展示ですが、やっぱゆっくり見れたのが1番ですね!
内容にはちょっと物足りない感があったのですが、それを補って十分なくらいしっかりと見れましたから。
個人的に1番気に入ったのは高さ2~3センチの黄金の像ですね。
そんな大きさなのにきっちり作られてるんです!!
ちゃんと何の神様かわかるんですよ!!
一体どんな指先をしてたんでしょう…。
他にメイン?のミイラ棺もほんとにきれいな状態でした。
これが2000~3000年も前のものとは思えません。
色もしっかり残ってるし、表面はものすごく滑らかに整えられてるし、小さな杭がおそらく釘代わりに打ってあったりしました。
麻?の紐もしっかり残ってたし。
そうそう、ミイラに巻く包帯の一部もあったんですが、ちゃんと布でした。
布になってました。
まあ読んでも何の事かわからないと思いますので行ってみてください!!
あ、タイトルの事忘れてました…。
ミイラになったネスペルエンネブウは位の高い神官だったそうですが、非常に残念な事にミイラする段階で職人がミスをしてしまい、それをごまかしたのではないか?と考えられる痕跡が残ってます。
かわいそうなことですが、なかなか笑えますよ!