さて、昨日は小さい頃(3,4歳かな)の三輪車の事を書きましたが、本日は中学1年の時の自転車での出来事です。


時期もちょうど今と同じ頃、5月の20日前後だったと思います。

中学に入学して1ヶ月、剣道部に入って毎日練習、といってもやっぱ最初は体力作りをやっていました。

その日も部活でランニングや筋トレをして、仲の良かった友達と一緒に帰っていました。

僕達は自転車通学だったんですが、通学路に微妙な坂道があり、これが部活終わりだと非常にしんどいものでした。

しかし坂を上れば当然下りもあるわけで、その下りがあるからこそ僕達は頑張って坂道を上っていました。


2人ともヘロヘロになって坂道を上り切り、いよいよお待ちかねの下り坂です。

僕の少し前を友人が、続いて僕が坂を下り始めました。

ブレーキなんてかけません。

というのも下りの後にまた上り坂があるからです。

その上りを少しでも楽に上るためにはブレーキなんてかけていられなかったんです。


さあいつものようにブレーキなしで下っていきます。

もうすぐ上りに変わるというところ、1番スピードが出ているところでまた問題発生です。

それまで僕と友達は極端に言えば道路の左右にわかれて走っていました。

(ちなみに道路といっても田舎道です。国道とかではありませんので。念のため。)

で、その友達が僕の方に寄ってきたのです。

しかも僕の方がスピードが出ていたのでこのままでは追突してしまう!!

これはやばいと感じた僕はブレーキをかけました。

しかしこの時路面には細かい砂利がいっぱい落ちていたのです。

さあもうわかりますね。


猛スピードで走る

  ↓

急ブレーキをかける

  ↓

しかも路面には細かい砂利

  ↓

スリップ!

  ↓

クラッシュ!!


今回は昨日の三輪車のような生半可なケガではすみませんでした。

左手首付近を骨折…

しかも転倒したときの衝撃で骨がずれていたため、ずれた骨を押して元の位置に戻してから固定しないと変なふうにくっついてしまうということでやってもらいましたよ。

折れた骨を麻酔なしでグイグイと。

もうこれが痛いのなんのって…

ほんとそれまで生きてきたなかで1番痛かったです。

しかも後日検査に行ったらずれててまた押されました…

ちなみに今でもこれより痛い目には遭ってません…


さて、そんな痛い目にあってぼーっとしながらギブスを巻いてもらっていたら、先生が話しかけてきたんです。

「君、野球はどこのファン?」

僕は野球はあんまり興味なかったんですが

「やっぱ中日かなあ」

とかって答えたんですよ。

すると先生は笑いながら

「そりゃあよかった。このギブスの色ドラゴンズカラーなんだよ」


ほんとどーでもいい!!


こっちは腕がいてーの!

もう泣きそうなくらい痛いのを我慢しながら答えたらそれかよ!

って感じでした。


今回の教訓

・やっぱスピードの出し過ぎには注意

・ギブスの色はドラゴンズカラー