うん、この数日はカタナの事ばかり考えてるなぁ🤩

となれば、分かる人にはすぐ分かる、昔のカタナ比べをしてみましょう♪

スズキのHPや、ネットで検索できたマシンの画像を並べてみました。
250ccの純正カタナです。エンジンが小さいのと、フロントブレーキが片側のみ(シングル)、マフラーが右出しの集合管になっています。エンジンのベースはバンディット250で高回転型の水冷式です。なのに、空冷エンジンぽくフィンを付けている外観は大型カタナに寄せていると評価が高かったと記憶しています。
小ぶりのウィンカーをはじめ400ccと共通の外装パーツですが、スクリーンとミラー、フロントサイドのカウルは1100と共通らしいです。ホイールはバンディット250と共通の前後17インチで3本スポーク、タイヤサイズはフロント110、リア140です。
400ccの純正カタナです。パッと見て250と区別がつきにくいですが、エンジンの存在感が増し、フロントホイールが18インチ、そしてダブルディスクブレーキなのが特徴です。これがベストバランスと言わしめる仕様ですね。マフラーは大型カタナに似せた左右2本出しになっています。マイナーなところで言えば、サイドスタンドも大型カタナっぽいデザインです。
星型のホイールは前18インチ、後17インチで、タイヤサイズはフロント100、リア140です。
250ccと400ccは水冷カタナとして呼ばれることもあります。あ、令和のカタナも水冷ですね!

1100ccの純正カタナ(ファイナルエディション:SY)です。1981年に初期型が発表され、数々の小変更を経て、「スズキ自らがカタナオーナー等に改善点をリサーチして」2000年に1100台だけ誕生した最終型です。
「ファンの意見を取り入れて誕生したマシン」なのですよ・・・😭
外観でわかるほどの改善点の大きい所は、フロントブレーキキャリパーとディスク、タンデムステップ、フレーム補強ですね。他に細かいところも多数あるんですよ。ボディやステッカーを専用カラーにして全体の色の組み合わせもファイナル専用としています。フロントホイールは大型カタナの特徴である19インチです。
こちらはユニコーンジャパンがレストア&改善対策した1100で、純正のスタイルを保った、1982年の初期型モデル(SZ)です。エンジンマウントの方法が独特なところと、ステップ全体が黒いところです。
こちらもユニコーンジャパンのマシンでしょうか。1994年から国内で販売されていた、いわゆる国内仕様(SR)です。フロントブレーキが小さいですね。
2000年のファイナルエディションは、この国内仕様をベースに作られたんですよ。
電動アシストクラッチの搭載、アンチノーズダイブ機構の撤廃、リザーバータンク付きリアショック、タンデムベルト義務化などの装備になっています。
こちらの赤/銀カタナは1983年の海外モデル(SE)です。フロントホイールが6本なのが特徴です。今もこの姿で乗り続けている方は少ないかもしれませんね。
このマシンは、1984年に国内で発売された750cc(S-3)の通称3型カタナです。二輪初リトラクタブルヘッドライト搭載の当時の「新型カタナ」です。1983年の2型カタナからフルモデルチェンジした姿がこれでした。これまでのカタナはドイツのターゲットデザイン社がデザインしたものでしたが、この新型カタナはスズキ独自のデザインだったようです。
このときも賛否両論あって、このモデルは翌年の1985年モデル(フレームがシルバー)で製造が終了したのでした。
まさに今の新型カタナ論争でデジャヴっぽくなってます。改めて見ると、オイルクーラーあたりのカウルデザインも何だか似てるなあ・・・。

絶対に同じことを2回も繰り返さないよう、スズキには頑張ってカタナを未来に繋げていってほしいです。
もちろん、カタナ好きオーナーの協力も必要です。愛を持って繋げていきましょう!