3月11日は、たくさんの命がなくなった日です。

そんな日が、自分にも記憶に残る日となりました。


3月13日(水)に知ることになったこと。

その人は、私が物心がついた頃に出会った人で、

身内の縁があって6年間お世話になることになりました。

私が社会人になったとき、仕事関係で再びお世話になることになり、今に至っています。

その方からは何かといえば私の祖父の話を聞かされました。また、父親とも繋がりがあり、父の退職後は体調の気遣いをされ、私に家族のあり方を話してくれました。

その方と私は立場や地位が離れすぎているにも関わらず、庶民的な話や趣味の話題を気さくにしてくれたり、反面、堅い昭和的なマナーや作法、物の考え方等を享受してくださいました。

思い出すと、たくさん色々話していたなと感じます。


たぶん3年くらい前(コロナ禍に入る前)に突然呼び出され、これからの仕事の話をしたことがありました。その時は、その方が構想したプロジェクトが完成するまであと4年頑張らないといけないと言っていました。

いよいよ来年の春に完成するという時だったのに、非常に残念です。

本人はとても悔しかったでしょう。心残りでしょう。周りは批判的な意見を持つ人が多いけれど、成功を夢見て一大プロジェクトを動かしたのだと思います。


私は、その方がいたからこそ今の自分があると思っています。

人として大事なことを言う時に、口癖のように言ってた言葉、「1に健康、2に人柄、3、4がなくて5に才能(能力)」。

他にもたくさんの語録があります。

機会があれば、若い人たちに伝えていきたいと思います。