1月下旬、スズキの2022年モデルが発表されはじめました。
その中で、KATANAとSV650について個人的に思ったことを徒然と。
先ずは、KATANAから・・・
結論を言うと、カタナファンの声を聞いてくれ!と声を大にして言いたい。なぜに新型カタナの最大のウィークポイント(航続距離問題)を見直さなかったのか??
今回は良い機会なのに、なぜ燃料タンク容量を増やそうと考えなかったのだろう?世間はガソリン価格の高騰で政府が動く事態に発展している。ただでさえ燃費が下がる仕様変更だから、必然的に燃料タンク容量を見直すという流れにならなかったのか?
この仕様で企画を通したことに疑問しか湧きません。非常に残念です。
今回の仕様変更のベースとなった新型GSX-S1000の燃料タンク容量は19Lで、モデルチェンジ前から2L増やされていますが、これは仕様変更に伴うものであると思います。もしかしたら、最初からツアラーモデルのGSX-S1000GT+の企画があったからかもしれませんが、そうであったとしても後から仕様変更するKATANAを全く変更なしとするのはファンを置いてけぼりにしているとしか思えないのです!
容量を増やすことでガソリンタンクのデザインが変わる可能性があるから?とも思いましたが、そこはデザイナーの腕の見せどころでしょうし、ファンからすれば少しデザインが変わっても「よく頑張ったな」と思いますよ。
・・・もしかして、そもそもがヨーロッパ人のデザインだから口を出せなかった??
たとえそうであったとしても、良いモノを造りたいのなら、先代のファイナルエディションを出したときみたいに、日本のファンの声を聞いて依頼して欲しかったです・・・。
2022年モデルは販売価格とパワーが上がりました。そして燃費が下がり、航続距離も下がることで自分の購買意欲が大幅に下がりました・・・。
カタナという存在は、バイク界では本当に特別な存在であると思うので、そのことをユーザー目線で考えて形にして欲しいと思います。
次回のマイナーチェンジでは、必ず我々カタナファンの声を取り入れて貰いたいものです。強く強く要望します!

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お次はSV650とSV650Xについて。
こちらは外観は変わらず、エンジン仕様に大きな変更が施された模様です。
ピークパワーを少し下げる代わりにトルク発生を低回転時に上がるように変更し、低速走行時の扱いやすさを向上するという仕様に変更されたようです。
おかげで少し燃費にも影響があります。航続距離は少し下がる程度のようです。平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応させたためですかね。ロングセラー車種の堅実なマイナーチェンジと言えます。
こちらは、多種多様なスズキ車の中で、SV650の位置づけがはっきりとしたものになった感じがします。
大型ビギナーでもベテランでも扱いやすい、各メーカーが必ずラインナップに加える、いわゆるミドルクラスのバイクですね。特にXはネオレトロのスタイルで人気があるので、今後もラインナップに加えておいてほしいです。
 
ふう。
カタナについては熱くなってしまいましたが、今回は本気で??となったので想いを出してしまいました。
SV650はロングセラーなだけあって進化が堅実です。
エンジンも極まれており、信頼性は抜群でしょう。

結論~
スズキのバイクは、どれも素晴らしいです!何処までも進化していきます(していくはずです)。
多くのライダーが付いてきてくれますように!