サイトに登録して最初にメッセージをくれたSさんとやり取りをしてみます。
初心者過ぎてどんな話をしていいのかわからずにいると先方から顔合わせの時間や場所の指定をしてくれます。
新宿か池袋…
人が多い場所はちょっとな……
と思い間の高田馬場ならどうかと降ってみると渋い返事。
移動はあまりしたくないとのことでしたが代わりに顔合わせでお互い問題なければそのままどうですかと切り出されます。
そこまで言うのならと池袋でお会いしてみたのですが…
土曜の午後の約束だったので事前に服装を交換。黒と白のワンピースと言われいて清楚なOLさんを妄想しながら待ち合わせ時間10分前に池袋についたところ、少し遅れそうなので先に中に入っていてくれとの連絡が。初顔合わせでしたので疑うことなく喫茶店に入りアイスコーヒーをオーダーし待つこと15分。
今駅に着いたと連絡が。座っている席を連絡して10分後。
「お待たせしました」
「はじめまして…」
目の間にいらっしゃったのはサイトの写真を引き伸ばしたようなスレンダーを通り越した女性。ワンピースから伸びた腕は怖いくらいに細く手首の骨のでっぱりまで見えてしまう…
こちらのテンションが駄々下がりなのに気づかないのかマシンガントークが始まります。
この活動は始めたばかりとか、顔合わせは10人くらいしているがいいと思う人がいなかったとか聞いてもいないのに自分語りを聞き流し、コーヒーを飲み終えたタイミングで帰ろうかと声を掛けます。
俺:「じゃあこれで…」
Sさん:「これから大人行きましょう」
へ…こっちのテンション見てわからなんだろうか。
俺:「いえいえ、こちらも活動始めたばかりなので今日は顔合わせで」
Sさん:「いいじゃないですか。行きましょうよ」
なにこれ…話がかみ合わない。
ホテル行こう、Noを繰り返した挙句半ば無理やりレシートを持ってレジに向かいます。店員さんの怪訝な目つきをスルーして支払いを終えて店外に。夏の熱気がむわっときます。
「だめですか、せっかくなので涼みにいきましょうよ」
もうホラーで骨の髄まで冷えてる気分でした。
「ごめんなさい、始めたばかりなので踏ん切りつきません」
そういって駅に向かって歩き出すと背後で舌打ちが。うわぁと思いながら駅に戻って電車に滑り込みました。
山の手で移動している間にスマホでサイトを見るとSさんのプロフが退会しました、と。
よかったサイト辞めてくれたんだ…と安堵したのを覚えています。
この時はブロックされた時の表示を知らなかったので…
とにかくこうして俺の初顔合わせはトラウマを受け付けて終わるのでした。