先週、左足親指の爪の根本の甘皮のところに、黒い斑点が出来ました
ぶつけたり、きつい靴をはいたりした記憶はありません。
とりあえず、爪が伸びるのを待ってみよう。
1週間たったところが、こちら
爪の根本だけでなく、黒い爪が生えてきているではありませんか
主人(形成外科専門医)にも見せたところ、『これは内出血には見えないよ』、と。
我々の脳裏によぎったのは、悪性黒色腫、あくせいこくしょくしゅ
足の裏のほくろのガンとかで有名。
皮膚にできるガンはいくつかありますが、非常に悪性度が高く、手足にできたら切断、かなり大きく切除が必要で、しかも転移したり、命にかかわる、とても恐ろしいガンです
というのも、私は他院で皮膚腫瘍の手術を執刀しているのですが、
ここ最近、立て続けに、2件悪性腫瘍の診断
(といっても、悪性度の高くない、ちゃんと手術すれば治るものです)
となった方がおり、
(規模の小さいクリニックですと、手術で悪性が出ることはめったにありません。
悪性疑いのものは最初から大きい病院に紹介します。)
『ついに、大ババを私が引いたのでは??』 と、なぜか心配になってしまったのです
こんなこともあろうかと、明治神宮で大金払ってお祓いしてきたので、大丈夫かと思いながらも非常に心配
いつもは冷静な主人が、ネットでいろいろ調べだして、
仕事休んでもいいから、がんセンターで診てもらったほうがいい、とか、←診てくれるわけない。
指切断を免れ、最小限の手術でやってくれる先生がいる、とか、
夏休みの旅行はキャンセルになるかもしれない・・・、とか
言い出して、ますます不安に
もうすっかり夜中なので、友人の皮膚科医にLINEしても、当然返事はなく・・・
眠れぬ夜を過ごしました。(主人は良く寝てました)
翌日朝、出勤時の一番あわただしい時間に、信頼のおける皮膚科専門医の友人3人にLINE。
『 悪性黒色腫だったらどうしよう・・・』
3人とも、『内出血だと思うよ。甘皮の下に隠れてた内出血が爪が伸びて上がってきただけでは?』
なぜか、食い下がる私。
皮膚科専門医の見立てだと、内出血だという根拠として
均一で、境界明瞭 → 確かに。
赤い → 写真だと赤いけどホントはもっと黒いのよ~
末梢に向かって一方向にしか伸びてない → 確かに。
爪が伸びるスピードで上がってこない → 確かに。だが、悪性度高いからこんなスピードで拡大??してるのでは?
確かに、そうだよな~。と、ホッと一安心しつつも、もう一つ、確信が得られない。
その辺の皮膚科に行っても、良くてこれと同じか、これ以下の回答しか得られないだろう。
結局、一人の皮膚科専門医の元へおしかけることに
18Gの針で斑点のところをほじっていき・・・
爪の下から、血の塊?のような欠片を取り出し・・・
顕微鏡で覗くと・・・
血球こそ見えなかったものの、赤い、血を溶かしたような・・・
『ほら、言ったでしょ。血ですよ、血。』
→納得。
ほじって斑点がなくなったところ。
家に、形成外科専門医が2人も居ながら、この程度です、トホホ
自分(身内も含め)のこととなると、冷静さに欠けてしまうのですね。
まあ、すっかり安心してよかった
やっぱりオイシャサンはすごいな~
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