あまおう成長日記

今日は、99歳で亡くなった妻の祖母のお葬式でした。悲しみの声が式場じゅうに響きました。でも、99年間も寿命を全うされたことに、すごい敬意を表します。寿命って寿の命と書きますよね。だから、本当に99年間もよく頑張ったねと送り出してやらないといけないのかなとも思いました。


こんにちは。感謝してます。久留米市で完熟あまおうの直売をしています太陽のいちごの原口義友です。

今は毎日のスケジュールは5時半ごろからいちご畑でのお仕事、10時半頃から21時頃まで物産展出店の準備っていうのを毎日繰り返しているっていう感じです。

百貨店の出店が近づいてきて、ワクワクとドキドキが高まってきました。

いちごの苗も順調です。

カマキリが害虫を食べてくれてる？

直売するようになってからは、農薬の使用料は以前の4分の１くらいになったかな？

とにかく、不用意に農薬を使わないようにしています。

だから、予想なんですが、うまい具合に食物連鎖がおこってくれてるような気もします。

以前は、農家同士で苗の見た目などの出来栄えを競いあってたようなことがあって、見た目をよくするために、とにかく農薬を多用していました。

今は競いあうこともないので、信じられないくらい農薬を減らしました。苗の見栄えは少し悪くなったけど、要は美味しいいちごを作ることが目的なんです。

ですから、農薬は最低限の使用で今のところ順調にいっています。

ちょっと話が飛躍しますが、以前にも書きましたが、無農薬栽培は素晴らしいことだとおもいます。

でも、僕は無にはこだわってません。

そして、有機栽培もすばらしいですが、僕は完全有機ではありません。

人も、病気すれば薬で早く治す手助けをするし、栄養が足らなければビタミンやミネラルをサプリでとったりします。

いちごの味は毎日変化するし、病気も放っておくと大変なことになります。

日本の農薬の安全性は世界一だそうです。

有機だけで栄養や味を出そうとすると、必要ない養分まで与えることもあるので、過剰投与になることもあり得ます。

だから、完全や無にはこだわらずに、最適な農業で美味しいいちごづくりを目指します。


水のシャワーを浴びるいちごの苗たち

無農薬栽培や完全有機栽培を否定するものではありませんよ。やってらっしゃる方はすばらしいです。僕も近づけるように顔晴ります。