こんにちは。沖縄にはすごい台風が近づいているそうで
沖縄の方は外出を控えてください。
福岡も風がだいぶ強く吹いています。
相当離れているのに結構吹いています。
絶好調の私は、実は昨日から寒気と節々が痛い
いわゆる風邪の症状が出ていますが、大丈夫です。
僕の風の治し方は、いちごと葛根湯です。
だいたい初期にこれをやっとけば2、3にちで
治ります。
ということで、今日は自慢の濃厚でトロトロのイチゴジュースを
ただいま2杯目をいただきながらブログしてます。
では、前回の続きです。
4年目は、栽培技術が安定してきたので、挑戦の年にしました。
① 不耕起栽培
土壌をトラクターで耕さず、前年の畝をそのまま利用することです。
通常、シーズン終了後に通算3~4回トラクターで耕していました。
何がよいかというと、経費がかからないことがひとつです。むだな
燃料費が削減できます。
それと、肥料が約半分で済むことです。これも経済的です。
そして、地球にやさしい。
また、土壌消毒の農薬を使わなくてよいことです。せっかくできた
土中の良い菌が死んでしまわないのです。
あと、前作の根が残っているので、そこが腐食し、翌年、根がより深く
張っていくことです。ですから、より地球の栄養をいただけるということです。
② 減農薬
自然農薬の勉強をしました。厳密には、自然農薬も特定農薬といって
農薬になるそうです。ですから、安心な農薬といったほうがよいかもしれませんね。
代表的なものは、木酢や竹酢です。炭を作る時に出る酢で、自然農薬として
良く使われます。虫がよりつきにくくなったり、生育を促進したりします。
それから天敵です。いちごに有害な害虫などを食べてくれる虫を
わざと放ち、農薬を減らすというやりかたです。
③ 有機栽培
科学肥料を使わない、有機質の肥料を使う栽培方法。
一般的に環境配慮や体にいいというイメージです。
④ 味の向上
何といっても、直売するならおいしくなければなりません。
この年から、気温、日照時間、水、肥料と味の影響を
記録し始めました。
⑤ 大きな実をならす
あまおうは特にサイズが大きい品種です。いちごは同じ品種で
同じ栽培者で同じ日に収穫したいちごなら、より大粒のほうが
糖度が高いです。あまり知られてませんが、大粒のほうが甘い
のです。
でも、つくった人によって、同じ日で同じサイズでも味は違いますから
信用できる生産者を探すことが重要です。
⑤ 収穫量アップ
いろいろと勉強しながら、取り組みました。
いちごは、苗を育て、定植して、葉を大きくし、花を咲かせ、実をならす。
ただ、元気に育てるだけではだめで、ホルモンバランスとか、
生育の旺盛さや気温、日照、水、肥料など様々な条件が絶妙にあったとき、
良い実がなって、収穫量も上がります。
ですから、生育の状況を事細かに観察しなが育てました。
「太陽のいちご」 素人が作ったホームページはこちら
http://www.p-kit.com/hp/taiyounoitigo/
毎日すこーしずつリニューアルしてます。期待しないで見てください。