松原みなみ 松原友 児嶋一江 京都公演 シューマン 「ミルテの花」 | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

「ミルテの花」

※ライブストリーミング配信

 

【日時】

2023年10月21日(土) 開演 20:00

 

【会場】

カフェ・モンタージュ (京都)

 

【演奏】

ソプラノ:松原みなみ

テノール:松原友

ピアノ:児嶋一江

 

【プログラム】

シューマン:歌曲集『ミルテの花』 op.25 全26曲

 

※アンコール

シューマン:4つの二重唱曲 op.78 より 第2曲 「彼と彼女」

 

 

 

 

 

カフェ・モンタージュ主催のコンサートをオンライン配信で聴いた。

松原みなみのソプラノと松原友のテノール、児嶋一江のピアノによる、シューマンの「ミルテの花」全曲演奏会である。

この曲集が一気に全曲聴ける機会はそうそうない。

 

 

シューマンの歌曲集「ミルテの花」。

この曲で私の好きな録音は

 

●レシュマン(Sop) ボストリッジ(Ten) G.ジョンソン(Pf) 2001年11月8-12日セッション盤(NMLApple MusicCDYouTube

 

あたりである。

私の最も好きなテノール歌手の一人、イアン・ボストリッジの声がとにかく繊細で美しく、有名な第1曲「献呈」からして、これを聴いてしまうと他では満足できなくなる。

レシュマンも、ボストリッジほどではないが良い。

 

 

今回の松原みなみや松原友の演奏は、レシュマンやボストリッジに比べると高音域の強音が硬めかつ荒れがちで、やはり名盤だったのだと再認識させられた。

それでも、中音域の弱音はなかなかで、松原みなみの歌う第12曲「花嫁の歌2」冒頭部分など悪くなかった。

児嶋一江のピアノは、グレアム・ジョンソンのゴージャスな音とはまた違った素朴な味があった。

 

 

 

(画像はこちらのページよりお借りしました)

 

 


音楽(クラシック) ブログランキングへ

↑ ブログランキングに参加しています。もしよろしければ、クリックお願いいたします。

 

YouTube(こちら)やTwitter(こちら)もよろしければぜひ!