(第17回チャイコフスキー国際コンクール(ピアノ部門) 出場者発表) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。

2023年6月にロシアのモスクワで行われる、第17回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門(公式サイトはこちら)。

出場者(すなわち予備審査通過者)が発表されたので、ここに引用しておきたい。

 

 

 

 

 

01. Sergei DAVYDCHENKO (Russia 2004-)

02. Timofey DOLYA (Russia 1993-)

03. Bogdan DUGALIĆ (Serbia 2003-)

04. Yan FANG (China)

05. George HARLIONO (United Kingdom 2001-)

06. Konstantin KHACHIKYAN (Russia 1995-)

07. Aleksandr KLIUCHKO (Russia 2000-)

08. Stanislav KORCHAGIN (Russia 1993-)

09. Koki KUROIWA (Japan 1992-)

10. Nikolai KUZNETSOV (Russia 1994-)

11. Qiao LIU (China)

12. Xianfei LIU (China)

13. Anchi MAI (France 2002-)

14. Valentin MALININ (Russia 2001-)

15. Xuanyi MAO (China 1995-)

16. Ilya PAPOYAN (Russia 2001-)

17. Kyoungsun PARK (South Korea 1992-)

18. Marcel TADOKORO (Japan/France 1993-)

19. Alessandro VILLALVA (Italy 1998-)

20. Angel Stanislav WANG (USA 2003-)

21. Anton YASHKIN (Russia 1998-)

22. Suah YE (South Korea 2000-)

23. Yelaman YERNUR (Kazakhstan 1995-)

24. Min Joo YI (USA)

25. Zijing ZENG (China 1997-)

 

 

 

 

 

以上、チャイコフスキー国際コンクールのページより引用した(公式サイトはこちら)。

 

 

全25名。

私が注目しているのは、日本から出場する黒岩航紀、田所マルセルのほか、George HARLIONO、Valentin MALININ、Ilya PAPOYANあたりである。

 

 

ただし、2022年4月にチャイコフスキー国際コンクールは国際音楽コンクール世界連盟から除名されており、前回までと同列には評価できないことを留意されたい。

特にロシア以外からの出場者たちは、相当迷ったのではないだろうか。

ロシアの名を冠したコンクールで入賞し、ロシアの指揮者やオーケストラとの共演機会が増えることが、現代において何を意味するか。

それでも、コンクール実績は人生がかかった大事なことであり、難しい選択をした若者たちに罪はない。

 

 

なお、今後の日程は以下の通り。

1次審査:2023年6月20日(火)~22日(木)

2次審査:2023年6月23日(金)~24日(土)

3次審査:2023年6月27日(火)~29日(木)

 

 

また、前回のチャイコフスキー国際コンクール(ピアノ部門)の記事はこちら。

 

第16回チャイコフスキー国際コンクール(ピアノ部門)が終わって

 

 


音楽(クラシック) ブログランキングへ

↑ ブログランキングに参加しています。もしよろしければ、クリックお願いいたします。

 

YouTube(こちら)やTwitter(こちら)もよろしければぜひ!