(古海行子がNHK-FM「リサイタル・パッシオ」に出演) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。

好きなピアニスト、古海行子が2022年4月3日(日)20時20分~20時55分のNHK-FM「リサイタル・パッシオ」に出演予定とのこと。

演奏に加え、司会を務めるピアニスト、金子三勇士とのトークもあるという。

演奏曲目は以下の通り。

 

チャイコフスキー:「四季」から「2月 謝肉祭」 (2分50秒)

スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番 作品19「幻想ソナタ」 (10分52秒)
チャイコフスキー:瞑想曲 作品72-5 (4分49秒)

(ピアノ)古海行子

~2022年1月13日 NHK CR509スタジオ~

 

興味のある方はぜひ。

 

 

なお、同番組の公式サイトに彼女のインタビュー記事が掲載されているため、以下に引用したい。

 

 

 

 

 

リサイタル・パッシオ ~7つの質問~

 


1)自分の楽器の好きなところは?

A)透明感のある音色。たった一人で大勢にも孤独にもなれるところ。関われるレパートリーがたくさんあるところ。

 

2)一番好きな作曲家は?

A)バッハ、モーツァルト、シューベルト、ショパン、シューマン・・・なかなか選ぶのは難しいです。作品から人間味を感じられる作曲家が好きです。

 

3)音楽家以外の道を進むとしたら何になりたい?もしくはなりたかった?

A)もういくつか人生があったら、飛行機に乗るのが好きなので客室乗務員とか、またはなにか研究職とか、伝統工芸の職人さんとかになってみたいです。

 

4)自分の長所&短所は?

A)長所:素直で正直。相反する要素を併せ持っている

  短所:ある部分で頑固。めんどくさがりで後回しにしがち

 

5)人生で一番影響を受けた人は?

A)師事している江口文子先生です。中学生のころから師事しているので、音楽に対する考え方や演奏家としての心持ちなど、多くの影響を受けていると思います。

 

6)いま、情熱(パッシオ)を注いでいるマイブームは?

A)強いて言うなら料理。凝ったものを作るというよりは、食べたいものを食べたい味付けで好きに作っています。食材が形を変えていく感じや、味を整えていく作業が好きです。

 

7)これまでの人生で一番感動した瞬間は?

A)2015年のショパンコンクールで、ケイト・リウの演奏を聴いた時です。広い空間いっぱいに自然に広がる音、恣意的なところは一切なく、ショパンはこういう音楽を思い描いて楽譜を書き残したのかもしれないと思うような音楽で、聴衆もそれに引き込まれていて、こういう瞬間を作るために演奏家がいるのだと感じた時間でした。

 

 

 

 

 

以上である(引用元のページはこちら)。

 

 

2015年ショパンコンクールのケイト・リウの演奏、私も好きなので嬉しかったが、古海行子とは異なるタイプの演奏と思っていたので、少し意外だった。

ただ、考えてみれば、藤田真央の一番好きなピアニストだというプレトニョフも、藤田真央とはタイプが異なる。

自身とは違う演奏に惹かれるというのも、よくあることなのかもしれない。

 

 

 

 

 

―追記(2022/04/03)―

 

当番組は2022年4月10日(日)20:55まで聴き逃し配信されている。

 

→ 配信はこちら

 

 


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