(祈り) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

最近、さる国の高名な音楽家が警察に拘束されたというニュースが流れています。

ブロ友さんがその音楽家の大ファンでいらして、このニュースとそれに伴うその音楽家への批判に苦しんでおられ、心が痛みます。

 

 

その音楽家の罪状について、私は詳細をほとんど知りませんが、ニュースを見るところによると、その国では法律違反なのでしょうが、もし日本だったら法に触れないような事柄なのだと思います。

今回のことは、その国におけるエンタメ業界への「見せしめ」との噂もあるようです。

矢面に立たされたその音楽家は、国の音楽家協会の会員資格を剥奪されたり、芸能系の協会から除名要求されたりしているようで、今後演奏活動ができなくなってしまう可能性があるとのことです。

 

 

ブロ友さんは、その音楽家がこんな目に合うくらいなら、もう演奏活動を再開しなくてもいいから、ただ平穏に生きていってほしいと綴られています。

ブロ友さんは、これまでその音楽家の来日をずっと心待ちにされ、今年は無理でも来年こそは、と毎年願ってこられていました。

ヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーの12年ぶりの来日について私が書いた際にも、それだけ空白があっても来日することがあるなら、その音楽家もいつかきっと、と期待を高められていました。

ブロ友さんにとって、演奏活動を再開しなくてもいいというのは、とても重い言葉だと思います。

 

 

私には何もできませんが、とにかくその音楽家に平穏な日々が戻ることを祈りたいと思います。

 

 


音楽(クラシック) ブログランキングへ

↑ ブログランキングに参加しています。もしよろしければ、クリックお願いいたします。