(オールソップの新譜 クライン ダンス エルガー チェロ協奏曲) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

好きな指揮者、マリン・オールソップの新譜が発売された。

クライン作曲の「ダンス」と、エルガー作曲のチェロ協奏曲である(NMLApple MusicCD)。

詳細は以下の通り。

 

 

 

 

 

 

インバル・セゲフ&マリン・オールソップ
エルガーと現代のチェロ協奏曲!


インバル・セゲフはイスラエル出身、ジュリアード音楽院やイェール大学音楽院で学び、17歳でズービン・メータ指揮の下イスラエル・フィルとベルリン・フィルにデビュー。パブロ・カザルス、パウロ、ワシントンの各国際コンクールで入賞し、現在はアメリカを中心に独創的な活動を続けている女流チェリストです。「Avie Records」第2弾となる今作は、マリン・オールソップ&ロンドン・フィルとの共演で、エルガーのチェロ協奏曲と、イギリスのグラミー賞ノミネート作曲家、アンナ・クライン[1980-]への委嘱作をカップリング。
 第1次大戦の直後に書かれたエルガーのチェロ協奏曲からちょうど100年後に作曲されたアンナ・クラインの『ダンス(DANCE)』は、13世紀ペルシャの詩人ルーミーから触発された5楽章の協奏的作品。古き良き感性と同時に、新鮮で現代的でもあり、インバル・セゲフが演奏する1673年製のルッジェーリ・チェロとの相性も抜群。マリンがインバルのことをアンナへ紹介したことをきっかけに実現し、現代の有力な3人の女流音楽家たちが相乗効果をもたらした素敵なプロジェクトです。(photo by Joseph Lynn)(輸入元情報)

【収録情報】
1. クライン:チェロと管弦楽のための『ダンス』
2. エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 Op.85


 インバル・セゲフ(チェロ)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 マリン・オールソップ(指揮)

 録音時期:2019年9月3-5日
 録音場所:ロンドン、エア・スタジオ、リンドハースト・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 

 

 

 

 

以上、HMVのサイトより引用した(引用元のページはこちら)。

 

 

「ダンス」は、エルガーのチェロ協奏曲の100年後にイギリスの女性作曲家アンナ・クラインによって書かれた、チェロとオーケストラのための協奏的作品。

現代曲にしては聴きやすい曲で、名指揮者オールソップならではの透明な音づくりが光る。

チェロのセゲフは、高音部などもう少し安定していたらさらに透明感が出ただろうが、総じてまずまず悪くない。

ひんやりと癒されるような音楽である。

 

 

 

クライン:チェロと管弦楽のための「ダンス」 より 第1曲「when you're broken up」

 

 


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