上原ひろみ 東京公演 "SAVE LIVE MUSIC" Hiromi ~Since 2003~ | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

"SAVE LIVE MUSIC"

Hiromi ~Since 2003~

※ライブストリーミング配信

 

【日時】

2020年9月16日(水) 開演 20:45

 

【会場】

ブルーノート東京

 

【演奏】

ピアノ:上原ひろみ

 

【プログラム】

Haze (from the 7th leader album "Voice")

What Will Be, Will Be (from the 10th leader album "Spark")

   - talk -

My Favorite Things (from the 5th leader album "Beyond Standard")

Seeker (from the 9th leader album "Alive")

Cantina Band (from the 6th collaboration album "Live in Montreal")

Love and Laughter (from the 3rd leader album "Spiral")

Dancando No Paraiso (from the 1st leader album "Another Mind")

 

※アンコール

Ue Wo Muite Aruko (from the 5th leader album "Beyond Standard")

 

 

 

 

 

下記のリブログ元の記事に書いていた、ジャズピアニスト上原ひろみのオンラインコンサートを聴いた。

今回のツアーの4種のプログラムのうち、4つ目のものである。

2003年のデビュー以来、17年間の軌跡を振り返る構成となっていた。

 

 

演奏は、期待通りのもの。

天性のリズム感と緻密な超絶技巧とが共存している。

遊び心も十分。

ピアニストとして脂が乗り切っていると言えるだろう。

 

 

どの曲も良いが、初期の頃の曲は長く聴いているぶん愛着もある。

くつろいだ気分の「Love and Laughter」も良いし、何と言っても血沸き肉躍る大好きな曲「Dancando No Paraiso」が最高。

トリオ曲をソロで弾くだけあって、超絶技巧もとりわけすさまじい。

最後に主題が再現する直前のクライマックスで、華麗な右手の下で左手がベース部分を含む跳躍和音を弾くのも相当難しそう。

 

 

ポジティブなパワーをもらえる演奏。

できれば生で聴きたかったが、それはまたの機会に取っておきたい。

 

 

 

(画像はこちらのページよりお借りしました)

 

 

 

 


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