(萩原麻未の演奏動画 Be My Love) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。

好きなピアニスト、萩原麻未のYouTubeチャンネルが数か月前に開設されていたことに最近気が付いた。

そのチャンネルでは現在、演奏動画が一つだけアップされている。

動画はこちら。

 

 

 

 

Be My Love, Nicholas Brodszky / Keith Jarrett  (short version)

in Hakuju Hall

piano : Mami Hagiwara

 

 

ジャズピアニスト、キース・ジャレットのピアノソロアルバムからの一曲「Be My Love」。

クラシック音楽のピアニストがYouTubeチャンネル開設にあたってまず最初にこういった曲をアップする、というのは珍しい。

彼女が最近気になっている一曲とのこと。

 

 

泣ける演奏。

キース本人の演奏を超えたかも(キースの演奏の試聴はこちら)。

キースはアンニュイな感じ、萩原麻未は人知れず涙する感じ。

内声部の和音の繊細さなど、クラシックらしい持ち味がよく出ている(キースのジャズらしさも良いのだけれど)。

 

 

 

 

 

 

おまけ:映画「蜜蜂と遠雷」の劇中曲「春と修羅」(高島明石バージョン)を弾く萩原麻未。

「春と修羅」では、私は藤田真央による満天の星空のように煌めく演奏が好きなのだが(風間塵バージョン)、この萩原麻未の演奏はもう少しダークというか、妖しい美しさがあって、これまた良い。

なお、藤田真央の演奏はこちら。

 

 

 


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