(ヤクブ・フルシャの新譜映像 シューマン 交響曲第2番) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

好きな指揮者、ヤクブ・フルシャはこのところ、ドヴォルザークのピアノ協奏曲やレクイエムなど新譜を続々出しているが、今回また別の新譜が登場した。

今回は映像収録で、オーケストラはマーラー・チェンバー・オーケストラ、曲目はシューマンの交響曲第2番(Apple Music)。

なお、新譜といっても、オンライン(Apple MusicやiTunes Store)では視聴可能だが、ディスクとして売り出されるかどうかは不明。

 

 

 

(画像はこちらのページよりお借りしました)

 

 

2019年8月27日、ルツェルンでの公演。

下記のリブログ元の記事に書いた、パユとのモーツァルトのフルート協奏曲第1番と同じコンサートにおけるライヴ映像である。

この日のコンサートは、前半がメンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」とモーツァルトのフルート協奏曲第1番で、後半がシューマンの交響曲第2番だったという。

 

 

いつものフルシャらしい爽やかな演奏であり、いかにもシューマンといった情念はあまり出さない分、そこはかとない優しさや哀しみが感じられ上品。

この曲で私の好きな録音である、アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管盤や、アバド指揮ベルリン・フィル演奏動画にも迫る出来と言っていいかもしれない(この2種の演奏はもっと「見るからに深遠」なのだが)。

 

 

 

 


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