(ザビーネ・マイヤーの演奏動画 ベートーヴェン ピアノ三重奏曲第4番「街の歌」) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。

ブロ友さんの記事のおかげで知ったのだが、好きなクラリネット奏者、ザビーネ・マイヤーの新しい演奏動画がアップされた。

動画はこちら。

 

 

 

 

2020年6月26日、スイスのソルスベルク音楽祭での公演で、ソル・ガベッタ(チェロ)、チョ・ソンジン(ピアノ)との共演である。

曲目は、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲第4番「街の歌」と、同じくベートーヴェンのピアノ三重奏曲変ホ長調op.38(七重奏曲op.20からの編曲版、動画の20:40あたりから)。

 

 

ザビーネ・マイヤー、いつの間にか61歳だが衰えを知らない。

彼女はドイツ的なまろやかな音色と、現代的な精緻な表現とを兼ね備えた稀有なクラリネット奏者であり、モーツァルトやベートーヴェンの曲にぴったり合う。

フルートでたとえると、先日の記事に書いたパユのようなものか(その記事はこちら)。

 

 

その他、チェロのソル・ガベッタも良いが、何と言ってもこれまた好きなピアニストのチョ・ソンジン。

鮮やかすぎる腕前に目もくらむよう。

マイヤーの美しいクラリネットを差し置いてまで、ピアノのほうについ耳が行くような箇所がいくつもあった。

 

 


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