今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。
好きな指揮者、シルヴァン・カンブルランの演奏動画がアップされた。
彼が2017年11月5日に洗足学園音楽大学管弦楽団を振ったときのライヴ録音である。
曲目は、モーツァルトの「フィガロの結婚」序曲と、ベルリオーズの幻想交響曲。
動画はこちら。
私は、このコンサートを実際に聴きに行った。
詳しい感想はそのときに書いたので(下記リブログ元の記事)、今回繰り返すことはしないが、とにかく素晴らしい演奏会だった。
弦は濁りのない澄んだ音を奏で、管はしっかり強調されつつ互いに美しいハーモニーを醸す。
カンブルランの指揮の下、音大生たちがみな持てる限りの音楽性を発揮した、プロオケ顔負けの美しい出来栄え。
そのことは、今回の録音からも十分に伝わってくる。
ただ、このときのプログラムには他にストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」もあったのだが、それが驚くばかりの名演だったのである。
細かい瑕はあったが、問題にならなかった。
この演奏のあまりの美しさのために、この後に聴いたラトル&ベルリン・フィルの「ペトルーシュカ」も、カンブルラン&名古屋フィルの「ペトルーシュカ」も、霞んでしまった。
この曲だけまだアップされていないようなのだが、どうかお願いできないものだろうか。
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