(カンブルラン指揮洗足学園音楽大学管弦楽団の演奏動画 ベルリオーズ 幻想交響曲) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。

好きな指揮者、シルヴァン・カンブルランの演奏動画がアップされた。

彼が2017年11月5日に洗足学園音楽大学管弦楽団を振ったときのライヴ録音である。

曲目は、モーツァルトの「フィガロの結婚」序曲と、ベルリオーズの幻想交響曲。

動画はこちら。

 

 

 

 

 

私は、このコンサートを実際に聴きに行った。

詳しい感想はそのときに書いたので(下記リブログ元の記事)、今回繰り返すことはしないが、とにかく素晴らしい演奏会だった。

弦は濁りのない澄んだ音を奏で、管はしっかり強調されつつ互いに美しいハーモニーを醸す。

カンブルランの指揮の下、音大生たちがみな持てる限りの音楽性を発揮した、プロオケ顔負けの美しい出来栄え。

そのことは、今回の録音からも十分に伝わってくる。

 

 

ただ、このときのプログラムには他にストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」もあったのだが、それが驚くばかりの名演だったのである。

細かい瑕はあったが、問題にならなかった。

この演奏のあまりの美しさのために、この後に聴いたラトル&ベルリン・フィルの「ペトルーシュカ」も、カンブルラン&名古屋フィルの「ペトルーシュカ」も、霞んでしまった。

この曲だけまだアップされていないようなのだが、どうかお願いできないものだろうか。

 

 

 

 


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