(中川真耶加のライヴDVD ショパン 即興曲第3番 舟歌 スケルツォ第1番 マズルカ第32番) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

ブロ友さんにお教えいただいたのだが、いま名古屋の宗次ホールでは、私たち音楽ファンのステイホームを応援するため、また音楽家の方々を援助するため、同ホールでのランチタイムコンサートの記録DVDを希望者に送付し、その代金を寄付金として音楽家に贈るというキャンペーンをやっている。

ホールにはおそらく利潤はなく、ボランティアのようなものなのだろう。

同ホールならではの名企画に頭が下がる。

詳しくは同ホールのサイトを参照されたい(こちらのページ)。

 

 

同ホールの2014~2020年のランチタイムコンサートから、どれでも好きなものを選ぶことができる。

いくつか注文したのだが、まずは私が実際に聴きに行った、2017年10月29日の中川真耶加のピアノリサイタルのDVDを視聴してみた。

詳しい感想は下記リブログ元の記事に書いたため、ここでは繰り返さないが、懐かしいことこの上ない。

記録DVDのため音質はあまり良くなく、実演ではもっと何倍も美しい音だったけれど、それでもあのときの感動は十分に思い出すことができる。

アンコールのマズルカop.50-3など、彼女の他の録音がない曲もいくつかあり、その点でも貴重である(このマズルカ、改めて聴いてもポリーニのショパンコンクールライヴ盤に並ぶ名演だと思う)。

また、編集が一切なく、MCまで全編収録されているのも嬉しい。

思い出の一枚である。

 

 

 

 


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