今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。
好きなピアニスト藤田真央のツイッターに、彼が自宅で弾く演奏動画がアップされた旨を、先日下記のリブログ元の記事に書いた。
そして最近、また別の曲がアップされた。
動画はこちら。
Mao Fujita 藤田真央@DeBay1128
これまでに無いぐらい家で長時間の練習が続くためピアノの音が狂ってしまっていますが・・・🙇♂️ 今日はプーランク作曲即興曲 第1番です。 #おうちで真央 https://t.co/z6K09LK6yI
2020年04月05日 20:09
Mao Fujita 藤田真央@DeBay1128
演奏動画にたくさんのコメントをありがとうございます。 とても励みになり元気をいただいています😄 来るべき時のためにひたすら譜読みの日々。今後の音楽人生において貴重な数カ月であったと思える日が訪れると信じています😄 今日はシューベル… https://t.co/VwDea9bI0d
2020年04月09日 21:04
曲目は、上側がプーランクの即興曲第1番(FP63-1)、下側がシューベルト(ゴドフスキー編曲)の「楽興の時」第3番。
どちらもなかなか一筋縄ではいかない、マニアックな選曲なのが良い。
プーランクの即興曲の録音では、エリック・ル・サージュ盤が音の粒ぞろいのきわめて良い、端正かつエスプリの利いた最高の名演となっている。
今回の藤田真央の演奏は、ル・サージュよりもう少しロマン派的な「崩し」が聴かれ、緩急の付け方も自由。
濃い表現ながら明るく爽やかなのも、いつもの彼らしい。
ゴドフスキーのほうは、他に聴き覚えがない(初めて聴く編曲かも)。
モーツァルト/ヴォロドスのトルコ行進曲もそうだが、彼はこうした編曲物が好きなのかもしれない。
他にも編曲物レパートリーをたくさん持っているのだろうか。
ぜひ色々披露してほしいものである。
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