(藤田真央の演奏動画 プーランク 即興曲第1番 ゴドフスキー 楽興の時第3番) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。

好きなピアニスト藤田真央のツイッターに、彼が自宅で弾く演奏動画がアップされた旨を、先日下記のリブログ元の記事に書いた。

そして最近、また別の曲がアップされた。

動画はこちら。

 

 

 

 

 

 

曲目は、上側がプーランクの即興曲第1番(FP63-1)、下側がシューベルト(ゴドフスキー編曲)の「楽興の時」第3番。

どちらもなかなか一筋縄ではいかない、マニアックな選曲なのが良い。

 

 

プーランクの即興曲の録音では、エリック・ル・サージュ盤が音の粒ぞろいのきわめて良い、端正かつエスプリの利いた最高の名演となっている。

今回の藤田真央の演奏は、ル・サージュよりもう少しロマン派的な「崩し」が聴かれ、緩急の付け方も自由。

濃い表現ながら明るく爽やかなのも、いつもの彼らしい。

 

 

ゴドフスキーのほうは、他に聴き覚えがない(初めて聴く編曲かも)。

モーツァルト/ヴォロドスのトルコ行進曲もそうだが、彼はこうした編曲物が好きなのかもしれない。

他にも編曲物レパートリーをたくさん持っているのだろうか。

ぜひ色々披露してほしいものである。

 

 

 

 


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