(ザルツブルク音楽祭2017 クルレンツィス指揮ムジカ・エテルナによる「ティート帝の慈悲」) | 音と言葉と音楽家  ~クラシック音楽コンサート鑑賞記 in 関西~

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クラシック音楽の鑑賞日記や雑記です。
“たまにしか書かないけど日記”というタイトルでしたが、最近毎日のように書いているので変更しました。
敬愛する音楽評論家ロベルト・シューマン、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、吉田秀和の著作や翻訳に因んで名付けています。

今回は演奏会の感想ではなく、別の話題を。

毎年、夏に開催されている、ザルツブルク音楽祭。

今年も、すでに始まっている。

毎度ながら、聴いてみたい演奏会が目白押しだが、中でもテオドール・クルレンツィス指揮ムジカ・エテルナによる、モーツァルトの最後のオペラ「ティート帝の慈悲」の演奏は、ぜひ聴いてみたかった。

そのラジオ放送音源が、下記のサイトにアップされていたのだったが…。

 

そのサイトはこちら

 

なんと、今では聴けなくなっているようである。

つい昨日は聴けていたのだが…。

ぜひ復活してほしい。

 

昨日聴いた感じでは(途中までしか聴かなかったのだが)、いつものクルレンツィスらしく、かなりのハイテンポで生き生きとしており、まさに「才気煥発」という言葉をそのまま音楽にしたような演奏。

それでいて、リュートか何かを使用しているのか、鄙びた音色も聴かれ、まろやかな味にも事欠かない。

そしていつもながら、レチタティーヴォでは溌剌としたフォルテピアノが大活躍、アリアでは精緻な歌唱が聴かれた。

 

今聴けないのは、一時的な不具合だろうか。

バイロイト音楽祭でのティーレマン指揮「トリスタンとイゾルデ」の音源などは、まだ聴けるようなのだが…。

ぜひ復活を!

 

 


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