12月8日

15時退院

熱もあり 15時まで 夫のの体力がもつか不安でならなかった

夫の好きな 永ちゃん チューブ サザンの曲をかけ 
手を握ったり 身体をさすりながら 家に帰ろうねと何度も声かけた


15時になり 介護タクシーのストレッチャーが運び込まれ 手際良くベッドから移動



介護士の妹も来てくれて 一緒にタクシーに乗ってもらった

妹はサチュレーション測り

私は声かける

もう少しで自宅というところで
 
夫の呼吸が止まった

胸が動かなくなった

もうすぐ 家に着くのに



泣きじゃくる妹




自宅に着き 弟や息子たちの手を借りて ベッドに移動

呼吸は止まっても 心臓はまだ動いていた

16時にくる予定の医師に 電話しすぐ来てもらった




15時48分 医師が確認




妹は慣れた手つきで オムツを換え 

夫の身体をみんなで清拭

目を閉じさせ 口も開いていたので閉じてくれた


ケアマネも来てくれた


夜には 

夫の友人 

私の友人

次男の友人が駆けつけてくれた


今夜は夫のベッドの横に布団を敷いて

次男と3人で川の字で寝ます


隣にいる夫の横顔は 寝ているようで 声をかけたら

目を開けるんじゃないかと思うほど 

やすらか


悲しいけれど そんな夫の顔を見ていると 心も穏やかになる


協力してくださった全ての方に
感謝いたします

みんなの力を借りて 夫は家に帰ってくることができました


心よりお礼申し上げます