クリスマスが近づいてきましたね。


皆さんくっそ寒い中でLED電球なんか見てなにが楽しいんでしょう。
そんなもん、あったかい家の中で照明器具なりガスコンロの火なりレンジでチンされてる焼き芋でも見ているほうがよかろう。
我が家は臨済宗徒ですから!4月8日に!!

と言いたいところですが、クリスマスにはシュトレンがあるのです。

 


シュトレン美味しいですよね。近年シュトレンを扱うお店がとても増えてきて、喜ばしい限りです。
ずっとシュトレンジプシーで、それはもう財布が息をしないくらいにいろいろ買って食べてみたのですが、私はマジパン芯なし、どっしり系、ちゃんとスパイスが入っているもの、が好きなようです。
マジパンはあってもいいけど、どこのお店だったかそんなに要らない……というくらい入っていて、やはりアクセントくらいがいいと思います。
パン屋さんのものはふかふか軽いシュトレンが多く、お菓子屋さんはどっしりしているのが多いような印象です。気のせいかしら。

 


今年はあれこれ手を出さずに赤坂のカーベー・ケージ1本にしてみました。お店に行ったら運送屋さんがずっとレジカウンターにくっついてたのでなんだろう?と思っていたら、シュトレンの配送準備中だったのです。しかも山積み!すごい数!このシュトレンたちがいろんなご家庭に行って、きっとクリスマスまでに完食されるのね、全くクリスマスケーキじゃないわねとか想像しました。


早く食べたいけど、賞味期限すれすれ(むしろ過ぎてる)くらいのほうが美味しいし、開けたら確実にクリスマスまでになくなるし、お値段高いし。2本買いして早く食べる1本と賞味期限ギリギリまで置いておく1本に分けられたらいいんですけどね。2本買ってもクリスマスまでに2本ともなくなるのです。不思議です。ああ早く食べたい。買ったばかりだから、せめて数日は置いたほうがいいかしら。でも食べたい。わーんジレンマ!

会社の肉の会に行ってきました。
なぜ私が肉の会メンバーに組み込まれているのか大変不思議なのですが
牛肉美味しい。
でも最近スカートがきつくて、これ食べたら太るよなあこれ以上太るわけにはいかんよなあ太って洋服買い直しとかみじめだぞとか思ってしまって、リミッター解除できませんでした。
デザートに甘いものが食べたかったのにカロリーオフ冷麺頼んでるわたしほんとちきん。
それと、女性が1人なのでかなり安くしてもらっていると思うとがっつくのも失礼なような気がするんです。


BBAのショーパンはギルティ読書メモ

 

 

『沈まぬ太陽』 山崎豊子
御巣鷹山事故の話と思っていたのですが、どちらかというと企業対労組の実態を描いたものだったのですね。某航空会社の話はなんとなく聞いたくらいでしたが、ここまでとはとため息が出ました。
私は労務の仕事をしています。労働基準法がある現代でも、就業規定を作ってあっても、各従業員により変則的な対応をしなければならないことばかりで、つまりそれは就業規則の穴から漏れているということになります。今後同じ事態が起きたときのために、再度の規則見直しを行ったり追加をしたり、いろいろと苦労します。
とはいえ私も労働者ですから、「ここらへんもう少し融通きかないのかよ」と思うところもあり、まあ難しい。
某会社のみがこれほどまでにブラックだったのか、当時はよくあることだったのでしょうか。

すごくどうでもいい話ですがこの本を読んでいたある日、夕方渋谷駅に向かって歩いていたら会社帰りらしき大量の人間が細い路地に入っていくので、駅までのショートカットなのかな?と思い後に続いてみたのですが
これ、もしかしたら組合活動の場所なんじゃ!?とかドキドキしてきて
やだ、あそこの角にどんどん吸い込まれてく!どうしよう!もう春闘!?
と妄想全開で角を覗いてみたら
ヒカリエの入口でした。


『続・あゝ野麦峠』
『あゝ野麦峠』を中学だかに買って読まされたんです。
続編があることを知ってようやく読めました。
著者がこの研究を続けたことを本当に尊敬します。
女工哀史とは言うけれど、大正生まれの祖母が言っていた農村の生活を考えれば、米のご飯が食べられること、家が建つほどの現金収入があったことは幸せだという意見も確かにあるのだと思います。


『ジェノサイド』 高野和明
もっと先を読みたいと思いながらも文章が濃くてなかなか読み進めないし、途中で一区切り、と休憩も入れられず、金曜土曜と読みながら床で寝落ちするくらいに入り込みました。
結果はまず予想通りでしたが、作者の歴史観を押し付けないで欲しいかなと思いました。自分の本ですからどう書いても自由ですが、あまりに自分の意見を出しすぎると品がないかなあと思います。


『向日葵の咲かない夏』 道尾秀介
初めのほうの文章からして『どんどん橋』系かなと思って読むことにする。
小学生とは思えない頭脳と冷静さのせいで、読書に集中できない。
いっそ最後から読んでしまおうかと思いました。
本格推理小説、というか探偵小説が読みたかったのですが、がっかりしました。なぜ『どんどん橋』とここまで違うのだろう。
 

推理小説の魅力ってなんだろうという話になり
「クローズドサークルでの連続大量殺人ですかねウヘヘだって閉鎖的空間でいろんな方法により1人ずつ殺されていく極限状態ってすごく魅力的でしょ?短編なら日常の謎でもいいですけど、長編ならやはり複数の死体にご登場いただかないと満足できません」
と熱く語ったら軽く引かれました。


ほっとけ秋だ焼き芋美味しい読書メモ

 


『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』 大森藤ノ
借りて読んでいます。
なんなのでしょう、ラノベを読むのは初めてではないはずなのですが、
「ロリ巨乳ロリ巨乳」連呼してればいいのですか。
フィクションですし、神だからみなさんナイスバディなのはいいとしましょう。
ただ、現実にはそんなもの存在しません。
胸なんて、ただの脂肪です。いずれ垂れるだけの脂肪です。ブラのサイズがなくて、むやみに高価なだけのだっさいラクダ色フルカップを半強制的に買わされるだけの脂肪です。脂です。スーパーの精肉コーナーに行けば脂なんて無料で置いてあります。でっかいことはいいことだとか、そういう昭和の男性みたいな思想はやめてください。ちょっとそこだけ脂が乗っているからってなんなんですか。
ついでに言わせてもらえば、7巻の狐の子の話。娼館に売られているのに経験がないとか、どんだけ男はドリーマーなのでしょう。その一方で薄い本の中ではあれこれされてるわけですよ。男を知らない女の子にあれこれするからいいのでしょうけど。あまりの処女信仰に反吐が出そうです。

 


『破戒と男色の仏教史』 松尾剛次
神の尸童(よりまし)である稚児に入れ入れするのは神聖なことなので許されるのは分かった。でも入れ入れしたい稚児はいないんですか!入れ入れされたいおっさまはどうしたらいいんだ!

タイトルはインパクトがあるものの内容は大変真面目で、なぜ鎌倉新仏教では戒律の復興を重視したものになったかとか、現代の僧侶の在り方にも疑問を投げかけたりしていて、とても勉強になりました。

 


『三毛猫ホームズの無人島』 赤川次郎
読みたいリストに入っていたので読書。なぜリスト入りしていたのかが分からない。
三毛猫ホームズ、20年以上ぶりです。短編だからか、会話の多さと地の文の短さに驚きです。とはいえ短編で簡単な文章なのに、人物紹介から事件、謎解きまで入っていてすごいよなあと思いました
青い鳥文庫→本格推理小説の間にワンクッション、小学生でも読める推理小説ってとても大事だと思うからです。
 

 

『聖女の島』 皆川博子
秋ですね。なんなのこの秋と皆川博子の親和性。
皆川作品にある、誰も助けられないまま軽い狂気の中で淡々と生きていく世界って本当に素敵です。
後味が悪いようなのに、なぜかそこには彼らなりの救いや祈りがある気もして、一概に悲しむことができません。
『双頭のバビロン』や『死の泉』、『薔薇密室』なども、あえて悪路と思われる選択をしたことが、彼らの救済になっていたのかもしれない。
復刊されたことを感謝せねば。