そういやあ近所の居酒屋 | good night and peace

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明日着る服を枕元に置いて・・・


「やっぱりねー、きびしいよ」

「そうなんすかあ」

「バブル期も味わったけど落ちたところも見てきたわけよ」

「そんな世代でしょうね」

「借入なんか1000万クラスでも1年で返済できたこともあった」

「居酒屋一軒で?」

「そうだよ、でも悪い時はね・・・・・」

カウンター席にはラーメンの本がたくさん置いてあるので

開いてみる・・・・・。

「ラーメン好き?」

「まあ」

メニューに「ラーメン」があった。

とんこつと醤油・・・。

ダメだろ多分・・・・・。

「どっちが売りですか?」

「とんこつかな」

「じゃあ醤油ください」

つうのもね

麺が1種類っていってたのを思い出したからである。

あの真っ白なそうめんのような

ストレートじゃないなら

とんこつは選ばないよ・・・・。

「チャーシューに自信があってね」

「僕、毒舌なんでハッキリいいますよ」

「まいったなあ」

「いろんな種類の味があるラーメン屋はきびしいと思います」

「はい、どうぞ!」

魚介系か

やはりとんこつを選ばなくて正解だ・・・・。

ぬあ!

チャーシューはロースだな?

赤身が好きな俺には2ベースヒット!

チャーシューの脂身が許せるのは

身近でいったら

喜多方の坂内(小法師)ぐらいだ。

HRに必要なのは

煮込む時間。

これだけだ!

マスターは自分で知ってるはずだ。

「肩ロースを初めて使ったんだ」

やはり試験段階ってわけだな?

「僕は赤身でいいと思います。」

スープにしても

あの小さな鍋で

よくできてると思う。

本物のように

どでかいズンドウでも

使おうもんなら

その辺のメーラン屋には

勝てるよ!

上から目線ですみません。