先日読み終えたのはこの本 これ↓です。






この中で、仮面うつ病の中間管理職の方と 石井苗子さんの研修先の 心療内科の指導教官である ショウロンポー先生とのやりとりが とても印象的でした。


前略

なごやかな診察でしたが、そのとき、Tさんが突然こう付け加えました。

「しかし、先生、どうして私だけがこんな目に?」

それまで穏やかな表情だったショウロンポー先生の表情が、一瞬にして強ばり、相手の言葉をさえぎるように強い口調で言いました。

「いや、『どうして』じゃない。  『どうして』で病気は治りません。 あなた自身の身体のことなんですから」

先生のこの言葉に、Tさんはしばらくポカンとしていましたが、このアドバイスには根拠があります。
人は自分の変調に気づき、ストレス要因を自分なりに把握して対処してみると、「どうして自分だけがこんな目に」という疑問に固執してしまうことがあります。

しかし、それはストレスコントロールを会得するためには、無駄な思考なのです。
ショウロンポー先生がTさんの発言を厳しく否定したのも、ストレスコントロールのプロセスを迅速に実践するには、「どうして自分だけが」という過度な被害者意識は、治療の障害になるだけだからです。



後略



「どうして自分だけが」
という言葉、わたしもセッション中にも度々聞きます。
時に その理由を タロットで見てほしい、と依頼されることもあります。

その度に、わたしは 気持ちが 重ーくなってしまい、今度こそは こういう依頼ははっきりと断ろう、って思っていました。

その人を傷つけずに、説明するには・・・・って 頭を抱えることもしばしば。



「どうして自分だけが」
って考えている時って、今から外れて 過去に思考が飛んでいるんですよね・・・・。

そして、その「どうして」を追いかけてしまうと、解決にはなかなか向きづらいのですね。

わたしが何より大切だな、と思っているのは 「今、この瞬間 あなたは どう在りたいですか?」

そんなことを わたしに確認させてくれた 一冊の本でした。





























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