こんにちは。
お読みいただきありがとうございます。
iPhoneを使い始めてほぼ1年が経ちます。iPhoneを1年使ってのレビューは改めるとして、まちBBSに対応する掲示板ブラウザで使い勝手のいいものがiOSには見当たりません。AndroidにはChMateという使いやすいブラウザがあったのですが。
先日寝る前にこれに関するWebページをiPhoneで眺めていたのですが、急にチャイムと共に警告メッセージが表示されました。深夜だったこともあり一瞬びっくりしました。AndroidやWindowsではこういったメッセージは何度か遭遇していましたが、iOSでは初めてで思わずスクリーンショットを撮りました。
まずは、これです。メッセージの内容もさることながら、面白いのがiPhone自身が発したチャイム音を、iPhoneのサウンド認識が聴きとって「ドアベルの可能性のある音が認識されました」と表示されている点ですね。もし真夜中にドアベルが鳴ったらそれはそれで怖いわけですが(苦笑)。
広告関連でトラッキングを受けているのは珍しくない話ですが、急に「ハッカーに追跡されている」とはびっくりしますよね。ご丁寧にカウントダウンのタイマーも表示されています。ゼロになるまで放っておいたらどうなるのでしょうかね。[接続を保護]を押してみます。
新たなダイアログが表示されました。今度は「ハッキングされた」と出てきました。「すぐに対処が必要」なのはいいとして、文末の感嘆符がちょっと怪しさを誘います。[閉じる]を押すしかありません。
最初のメッセージにあったようにAppStoreの聞いたことのないアプリのページに飛ばされました。レビューは4.7と高評価。まずはレビューを見てみますが、バリバリの機械翻訳による高評価レビューが並んでいて一気に怪しさが倍増です。何を目的としたアプリなのかが今ひとつ見えてこないのですが、レビューを見るかぎりドキュメントスキャナなのでしょうか。ハッカーからの追跡に対処するのにドキュメントスキャナが必要になる理由がよくわかりません。ここから高評価レビューを少し並べてみます。
うーん、機械翻訳のオンパレードで食傷気味になってしまいますね。元の英文がなんとなく推察できる箇所もあったりします。AppStoreの欠点のひとつだと思いますが、普通に見ている分には高評価レビューしか表示されません。敢えて低評価レビューを表示させてみます。
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
って感じですね。しかも、
サブスクリプション課金で
- 週:1,080円
- 月:4,300円
- 年:8,600円
ですよ。もし週で契約・継続しようものなら年間6万円近い課金が発生します。でもレビューの中には「4,300円取られました」と書いてあったりするので、引っかかってしまったユーザーもいらっしゃるようです。ダウンロード、インストールはともかく、目的がはっきりしないものに課金しちゃうかなあという気がしなくもないのですが。
私も実家の父にAndroidのタブレットを渡して使ってもらっていますが、もし同様のメッセージが表示されたら慌てて「大変だ!」と電話をしてくるでしょうね。
この種の警告ダイアログやAppStoreへのリダイレクトはJavaスクリプトで処理できます。表示されるメッセージに選択肢が無いように見えますが、HOMEボタンは問題なく使えます。最新のiOSを使っている分には、そう簡単には端末を乗っ取られることはないと思います。くれぐれも引っかからないように落ち着いて対処しましょう。








