こんにちは。お読みいただきありがとうございます。
米倉涼子さんを起用した派手なCMが目を引く楽天モバイルですが、過剰なまでの演出でインパクトはあるものの、勘違いを生む売り文句も多く含まれていて大丈夫かなと思うのは私だけでしょうか。ちなみにGoogleで「楽天モバイル CM」と入力した段階で、インクリメンタルサーチが挙げてくる候補には
- 楽天モバイル CM うるさい
- 楽天モバイル CM うざい
- 楽天モバイル CM 声 怖い
- 楽天モバイル CM 叫び声 誰
- 楽天モバイル CM 声うざい 誰
といったものがありました。これを見るかぎりでは、インパクトが完全に仇になっている感じです。
さて、楽天のサービスエリアですが、私の行動範囲に限っていえば、相変わらず職場(屋内)の状況が芳しくないことに変わりはありません。その後、特にチューニングもなされていないようで、建物の中に少し入るとほとんど使えません。そんな地域でも地下鉄の構内に入るとパートナー回線に切り替わります。地下鉄構内のKDDIの基地局は、楽天のSIMの位置登録ができるように設定されているのでしょう。
職場の地域とはまったく関係ありませんが、このスクリーンショットは品川区内にある基地局のすぐそばで撮ったものです。
夜遅い時間だったので、基地局の場所がわかりませんでしたが、信号強度(RSRP)の値から見て至近距離にあることは間違いないでしょう。RSRPの値に加えて、基地局の混雑具合(RSRQ)は-4dB、S/N比に相当するRSSNRも23dBといずれも極めて良好な状況でした。このときのスピードテストの結果がこれです。
ここまで良好な状態はなかなか珍しいとは思いますが、もしこの状態をUN-LIMITで使えるのなら固定回線は不要かもしれません(Pingは遅いけれど)。
先週末、埼玉県久喜市にある養鶏場に鶏卵を買いに出かけた折に、普段は使わない裏道をトコトコ走って楽天の基地局を探してみました。この養鶏場には月に2回ぐらい出かけており、幹線道路沿いの状況はだいたい把握していました。蓮田市は南端でかろうじて使えるぐらいで市街地はほぼ全域がNG、久喜市・白岡市もごく一部で使えるものの、実用には程遠い状況でした。この点は公式のエリアマップでもある程度正確に塗られているようです。私が電測用に使っている端末はドコモ向けのAndroid機で、楽天の自社回線(Band 3)しか使えませんが、もしパートナー回線(Band 18)が使える端末だったら間違いなくパートナー回線に切り替わる信号レベルです。
裏道を走った結果ですが、久喜市、白岡市、蓮田市のあちこちで開局待ちや工事中の基地局を見つけることができました。開局待ちは電灯線や光ファイバーケーブルの引き込みが終わっている状態でまだ電波が出ていないもの、工事中はそれらの引き込みや配線がまだのものです。
上の写真は久喜市樋ノ口の交差点付近(ココ)で見かけた工事中の基地局です。通信機を背負ったお決まりのアンテナが頭頂部に、基部には電源ユニットとバッテリーユニットが取り付けられていますが、まだ配線されていません。電灯線や光ファイバーケーブルの引き込みもまだです。この周辺はほとんどが田畑で高低差もなく、この程度の地上高でも1km近い範囲がカバーできると想像します。
ちなみにこの地点から南南東に1,270mの場所(ココ)にも未稼働の基地局を見つけました。こちらは写真は撮っていませんが、配線は全て終わっているようで開局待ちと思われます。単純にこの2局間の距離を半分にすると635mとなりますから、前述の想像距離も概ね合っているのではないでしょうか。
9月に入って全国の県庁所在地を中心に散発的にエリア化しているようですが、首都圏に関しては2~3ヵ月後に準備中の基地局をまとめて開局させて、一気に“面”で拡げるような気がします。
ちなみに楽天の基地局を電測をしていると、基地局ごとに割り振られている固有の番号(eNB)が重複しているケースが珍しくないことに気づきます。本当ならこのeNBを手掛かりにどこの基地局の信号なのかを見極めたいのですが、何キロも離れた基地局のeNBが急に出現することもあってあてにできません。理由はよくわかりませんが、他キャリアではこのようなことはないので、コアネットワークが仮想化されている楽天ならではの現象なのかもしれません。



